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笠取山|奥秩父の隠れた名山!分水嶺を歩く3つの登山ルート紹介(2ページ目)

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【バス利用者向け】新地平往復コース

新地平コースマップ
提供:YAMAP
【体力レベル】★★★☆☆
日帰り
コース距離:約17km
コースタイム:6時間40分
参考:ヤマレコ
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
新地平(180分)→雁峠(15分)→雁峠分岐(43分)→笠取山(24分)→雁峠分岐(10分)→雁峠(130分)→新地平
 
新天地バス停から笠取山山頂までピストンするコース。歩き始めは舗装路を進み、その後は気持ちのいい沢沿いの登山道を登って山頂を目指します。 道中では渡渉点が何箇所かあるので、雨などの増水時には要注意。

コース詳細

道の駅みとみ
提供: ヤマレコ/chickmac(道の駅みとみ)
中央線のJR塩山駅から山梨交通バスの西沢渓谷線に乗車し、新地平バス停まで行きます。マイカーの場合は「道の駅みとみ」に駐車してください。
林道のゲート
提供: ヤマレコ/cairn24(林道のゲート)
新地平バス停から登山スタート。歩き始めは舗装路を雁峠方面に1キロほど進みます。途中に分岐がいくつかありますが、看板や赤テープを目印にしつつ、こまめに地図を確認しましょう。
沢の渡渉点
提供: ヤマレコ/chickmac(沢の渡渉点)
林道やその先の登山道では、しばらく清々しい沢沿いの道を歩いていきます。いくつか渡渉箇所もあるので滑らないように注意。
雁峠のベンチ
提供: ヤマレコ/cairn24(雁峠)
沢沿いのゆるやかな登山道が終わると、雁峠へ向かう道は少しだけ傾斜が増してきます。雁峠まで登ると草原が広がり展望も開けてくるので、一息つくのもいいでしょう。
急坂を登る
提供: ヤマレコ/chickmac(笠取山の急坂)
雁峠分岐から、小さな分水嶺を経由して笠取山西までくると、核心である山頂直下の急登が現れます。
紅葉期の笠取山展望地からの眺め
出典:PIXTA (笠取山から望む絶景)
登りきったご褒美は、展望地から望む開放感抜群な景色。富士山や南アルプスなど多くの名峰を、思う存分満喫しましょう!
三角点のある笠取山山頂までは展望地から数分です。下山は登ってきた道を戻って新地平バス停へ。

周辺の山小屋・温泉情報

笠取山登山時に利用できる山小屋の情報と、下山後に立ち寄れる地元の温泉を2つ紹介します。登山で疲れた体を芯から癒してくれることでしょう。

笠取小屋

笠取小屋の外観
出典: ヤマレコ(笠取小屋)

笠取小屋の収容人数は80名ほど。小屋の側にはテント場もあり、約20張のテントが設営できます。小屋から2分ほどのところに水場があり、バイオマストイレも完備。

住所:山梨県甲州市塩山一ノ瀬高橋
電話番号:[携帯]090-8581-9119[自宅]0553-33-9888
営業時間:4/29~1/3(年末年始・連休・夏休み以外の週末のみ)
料金:宿泊(素泊まりのみ)4,500円/テント泊1名1,000円

笠取小屋オフィシャルサイト

丹波山温泉のめこい湯

のめこいの湯
出典: 丹波山村HP(のめこいの湯ヒノキ風呂)

「道の駅たばやま」から吊り橋を渡ると、名湯「のめこいの湯」があります。のめこいとは、丹波山の方言で、つるつるやすべすべの意味。硫黄泉の源泉に浸かればお肌はつるつる、しっとりして湯上りもポカポカ。ローマ湯やヒノキのお風呂などが楽しめる他に、館内には大きな休憩所や食事処もあるのでのんびり過ごすのにぴったりです。

住所:山梨県北都留郡丹波山村2901
電話番号:0428-88-0026
営業時間:10時~19時(最終受付18時)
定休日:木曜日
料金:大人900円/小人450円/小学生未満無料
丹波山温泉のめこい湯

みとみ笛吹の湯

みとみ笛吹の湯
出典: 山梨市観光協会HP(みとみ笛吹の湯)

山間部の静かな場所にある市営の日帰り温泉。笛吹の湯の泉質はアルカリ性単純泉で、なめらかなお湯が特徴。神経痛や筋肉痛、冷え性などに効果があると評判です。

住所:山梨県山梨市三富下釜口447
電話番号:0553-39-2610
営業時間:10時~20時(最終受付19時)
定休日:火曜日
料金:大人700円(市内500円)/小・中学生500円(市内300円)

※ボイラー設備故障のため、2025年5月より臨時休業しております

アクセス・駐車場情報

作場平駐車場


笠取山への登山口となる、一之瀬林道沿いにある作場平の駐車場です。綺麗に整備された広い砂利の駐車場で、トイレも完備。

住所:山梨市甲州市塩山一ノ瀬高橋
駐車台数:30台(無料)

新地平(道の駅みとみ)


新地平へは、中央線のJR塩山駅から山梨交通バスに乗車します。西沢渓谷線を利用し、新地平にて下車。なお、車でお越しの際は道の駅みとみの駐車場に停めて登山口へ向かいましょう。

笠取山でリフレッシュ登山を

笠取山からの眺望
出典:PIXTA(笠取山からの眺望)

3つの河川の分水嶺や多摩川の源流が始まる、水にゆかりのある笠取山。山行中も沢沿いの登山道では、たくさんのマイナスイオンに癒さることでしょう。心臓破りの急登で達成感を味わい、その先に広がる山々の絶景を心ゆくまで満喫してみてはいかがでしょうか。

【登山時の注意点】
・登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山してください。(足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。)
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんでください。

※この記事内の情報は特記がない限り公開初出時のものとなります。登山道の状況や交通アクセス、駐車場ならびに関連施設などの情報に関しては、最新情報をご確認のうえお出かけください。

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