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無ければ作る自作マニア!『パーゴワークス』デザイナー・斎藤徹さんが選ぶ三種の神器ギアとは?(2ページ目)

①自身がデザインした『ニンジャ・フィヤースタンド』

ニンジャ・フィヤースタンド

提供:パーゴワークス

「焚き火台としては世界最軽量クラスの280g。元々は自分使い用につくったものだったんです。持ち運べる軽い焚き火台が欲しいなと思って。最初は軽さを重視してメッシュ部分が三角形だったのだけれど、薪が落ちてしまうことがわかって、市販の薪の長さ35㎝に合わせてスクェアになったの。もう2年使い続けているけれど、壊れないし破れない。自分でいうのもなんだけれども、改めて耐久性高い商品です」

②アンダーウエアとして長年愛用しているパタゴニアの『キャプリーン4』

パタゴニアのウェア

撮影:PONCHO

「真夏以外の行動着は、基本コレ。年中、コレばかり着ている。暖かい季節には汗抜けのよさに感心して、寒くなってくると保温力に感謝している。キャプリーン4を手に入れてからはフリースを着ることがほとんどなくなったな。少し冷えたり風が吹いてきたらウィンドシェルを上に着て、寒い季節にはインサレーションジャケットを着れば大抵問題なし」

③2018年発売されたペツルの『ビンディ』

ペツルのライト

撮影:PONCHO

三種目は、ペツルの『ビンディ』。超コンパクトで35gと軽量ながら200lmの明るさを誇るライトです。

「これまではエマージェンシーライトの定番『イーライト』を使っていたんだけれども、イーライトはボタン電池なので、USB充電できるビンディの方が使い勝手がいい。ボタンでオン/オフ、強弱、白赤色灯を選べるシンプルさもいい。それに収納時に誤って点灯したりしないように本体を回転させてロックできる仕様も秀逸。ベルトは丸紐でコードロックで止めるだけ。見た目も機能もシンプルさを極めていて素晴らしい」

「汎用性の高いもの」が道具選びのポイント

寝袋の中に入れるマット

提供:パーゴワークス

徹さんは登山だけでなく、キャンプ、自転車、バイクツーリング等々、いろいろなアウトドアアクティビティを行うので、汎用性の高いものが道具選びの基準だそうです。

「もちろん軽くて、変なもの、新しいものは、試してみたくなるね。最近ヤラれたのはクライミットのイナーシャX。使ったことがなかったら、是非試してみてほしい。寝袋内に入れられるエアマットなのだけれども、もうフツーのマットじゃダメになるくらいに寝心地がいい。自分はサイドスリーパーだけど、よい感じにタイトで寝袋内に入れるから安定していてストレスがないんだよね」

そうした機能性と同時にクライミット独特のデザインも、徹さんの心をくすぐったのだろうと思います。パーゴワークスの生み出す道具の開発コンセプト同じ、『実践的かつ実験的』ですから。

広大な山と斉藤さん

提供:パーゴワークス
パーゴワークス

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