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まるで映画の世界!”世界一美しい散歩道”ミルフォードトラックの全貌とは(3ページ目)

スタート地点グレード・ワーフまでの行き方

テ・アナウDOC

撮影:kyon4164(テ・アナウDOC)

玄関口はテ・アナウという町。着いたらまずDOCへ。スタートの2日前以降~前日までに、ハットパスを本人が受け取る必要があります。注意事項の説明を受け、地図をもらいましょう。当日はテ・アナウからバスと船を乗り継いでスタート地点に向かいます。

グレード・ワーフで靴の消毒

撮影:kyon4164(グレード・ワーフで靴の消毒)

船を降りたら靴を消毒。環境保護の為、外来種を持ち込まない配慮が徹底されています。入国審査でも靴はチェック対象。

3泊4日のコースを紹介

個人で行くかガイドを使うかで日程は変わってきますが、今回は個人で行く場合のコースを紹介します。
山岳地図

撮影:kyon4164
距離コースタイム難易度体力度
1日目 約5km1時間30分初級初級
2日目約16.5km6時間初級初~中級
3日目約14km6~7時間初級中級
4日目約18km6時間初級中級
参考:ミルフォードトラック コースMAPより

コースの工程は3泊4日。2、3日目に歩くコースにはアップダウンが集中していますが、他はほぼ平坦。高度が変わるにつれ様変わりする景色を終始楽しむことができます。

特別な技術が必要な場所はありませんが、歩行距離が長いので体力をつけ万全な体調で臨みましょう。ここからは実際のコースや見どころを紹介していきます!

1日目:グレード・ワーフ~クリントン・ハット

ミルフォードトラックの入口

撮影:kyon4164(グレード・ワーフ)

まず初日は足慣らし。山々が連なる絶景が広がるウェットランドウォークに立ち寄り、苔むす森や美しい川を眺めながら歩きます。

土ボタル

撮影:kyon4164(クリントン・ハット付近の土ボタル)

ハット付近に土ボタルの生息地があるので、夜は鑑賞もおすすめ!幻想的な光景を見る事ができます。

2日目:クリントン・ハット~ミンタロ・ハット

ミンタロ・ハットに向かう登山道

撮影:kyon4164

森の中を進むと徐々に視界が開けます。氷河に削られた渓谷や流れ落ちる無数の滝。そして最高地点マッキノン・パスが初めて見えるスポットも!

ヒドゥンレイク付近の登山道

撮影:kyon4164(ヒドゥンレイク付近)

2日目は後半に登りが待っているので、ペースを上げすぎず景色を楽しみながら歩きましょう。

3日目:ミンタロ・ハット~ダンプリング・ハット

美しいマッキノン・パス

撮影:kyon4164(マッキノン・パス)

ミルフォードトラックのハイライト、マッキノン・パスまで500mほど高度を上げます。マッキノンパスシェルターからは氷河に削られた渓谷が眼下に!

下りの階段

撮影:kyon4164

ここを過ぎると後はほぼ下り。長い階段が続くのでトレッキングポールがあると安心です。

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