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北海道唯一の山脈【日高山脈】登山者に人気の山、TOP7を紹介!(2ページ目)

5位【難易度:★★★☆☆】伏美岳

伏美岳

伏美岳は、日高山脈北部に位置する標高1,792mの山。奥深い山のため、登山道までのアクセスは少し困難。しかし、山頂からは幌尻岳や戸蔦別岳など、北日高の山々を一望できるまるで展望台!

伏美岳からの眺望

伏美岳は登山道に案内看板が設置されているため、日高山脈の山々の中でも比較的登山道はわかりやすいでしょう。ただ笹やダケカンバなどの草木が生い茂っている個所もあるため、注意は必要です。スタート直後の水場を通過して以降は、草木が密集した景観が続きます。9合目を過ぎると視界が開け、目の前には見事な雲海が広がることも。遮るものが何もない山頂は、幌尻岳をはじめ、カムイエクウチカウシ山や戸蔦別岳など、日高山脈の山々を一望できるのが魅力です。体力に余裕のある人は、ピパイロ岳への縦走もおすすめ。

■標高:1,792m
■住所:北海道帯広市
■車でのアクセス情報:道東自動車道 十勝清水→トムラウシ林道入口

4位【難易度:★★★☆☆】剣山

剣山

山頂から突き出た剣が特徴的なこの山。日高山脈の北側、十勝平野へと続く尾根の端に位置する剣山(つるぎやま)です。アイヌ語では「エエンチエンヌプリ」と呼ばれており、「とがった山」という意味。シンボル的なこの剣は、かつてこの地が信仰の山であったことを物語っています。剣山神社や石仏が残り歴史情緒豊かな山は、北日高や十勝平野も望める360度の展望が魅力です。

剣山からの眺望

剣山神社から山頂までは約2時間半。日帰りも十分可能な登山コースです。コース中には「一の森」「二の森」「三の森」と3つの森が。登山中の目印にはなりますが、最初の「一の森」までは1時間ほど。その後、山頂まではロープ場や急登、山頂直下には全部で4本のはしごなど、アスレチック間ある登山道が続きます。
剣が突き刺さった山頂は、古い歴史を感じる勇ましい雰囲気。山頂からは北日高の山々の稜線や、伏美岳・ピパイロ岳も一望できるなど気持ちのいい空間が広がります。山頂はかなり狭いので、足元には注意してください。

■標高:1,205m
■住所:北海道上川郡清水町旭山

3位【難易度:★★☆☆☆】アポイ岳(吉田岳)

アポイ岳

出典:PIXTA(アポイ岳)
アポイ岳は、地球の奥深くにある地層「かんらん岩」によって形成された山。標高が低いにもかかわらず、約80種の高山植物が生息する地域は、ユネスコ世界ジオパークにも認定されています。固有種のヒダカソウやアポイマイマイなどは、ここでしか見ることのできない代表的な動植物です。日高山脈の中でも比較的アクセスが良く、初心者でもチャレンジやすい山として人気があります。

アポイ岳と登山道

出典:PIXTA(アポイ岳と登山道)

ビジターセンター出発後は、しばらく森の中の整備された道を歩いていくことに。五合目小屋から馬の背までは急登となりますが、ミヤマオダマキやキジムシロなど、可憐な高山植物を眺めながら登山できるのは「花の山・アポイ岳」の魅力といえます。山頂こそあまり展望はありませんが、馬の背から望む日高山脈や太平洋の清々しい風景、色とりどりのお花畑は必見です!余裕のある人は吉田岳との縦走もおすすめ。

■標高:810.2m
■住所:北海道様似郡様似町
■車でのアクセス情報:日高道 日高厚賀IC→国道336号→様似

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