【1】雪のない低山(1月の六甲山)
日の出を見るなど、日の当たらない所で長時間過ごす場面もあると思います。今回は初日の出を待つ2時間ほど、電熱ソックスを使用。
当時の気温は0℃を下回っており、雪がなくても夜の山はやはり底冷えしました。
日の出を待つ2時間、電熱ソックスの電源をON。足先に冷えを感じることなく、過ごすことができました。富士山の日の出を見に行く時に、このソックスがあると強い味方になると思います。
【2】雪が積もった低山(12月の金剛山)
雪が降る低山でも使用。登山口付近は雪はないものの、高度をあげていくにつれて徐々に雪が道を覆ってきました。
行動中は電源を入れなくても全く問題ないですが、やはり雪の上で停滞していると高度に関係なく足元から冷えてきます。
完全に足が冷えてから電源をON。するとジワジワと足が温まり、足の感覚が復活。その後も、暑くなりすぎて汗冷えしたりすることなく、食事をゆっくりと楽しむことができました。
【3】雪山(12月下旬の西穂高岳)
足が一番冷えて困るのは、やっぱり雪山。本格的な雪山での足先の冷えは、死活問題です。今回は安全面に配慮し、電熱ソックスの上にウールソックスを一枚履いて使用しました。
停滞中に電源を入れると、すぐにふわっと足先が温かくなりました。正直なところ「めちゃくちゃあたたかい!」とまではいきませんでしたが、寒さを感じない程度にほんのりと暖かさを実感。
使用中は、ライトで電源のオンオフや温度の強弱が確認できるのがよかったです。
使用前はバッテリーの重みで靴下がずり下がるかと思いましたが、靴下がずり下がることもなく気になりませんでした。
小屋で泊まっている時や、テントシューズの代わりに使ったりできるといいな、という印象です。
まとめ
①劇的に暖かいわけではないが、ふわっとした暖かさは雪山でも感じる。
②雪山での単独での使用は未知数。ウールとの合わせ技であれば十分に使用できた。
③長時間止まっている時の冷え対策としては、問題なし。
※ー20℃などのコンディションでは、今回テストを行っておりません。
気になる点を聞いてみた
なんだか良さそうな商品ですが、気になる点もちらほら。シダスジャパンの方に聞いてみました。