「え? 別に行けるよ?」
ただし『天気の良い日帰り登山』で!
編集部員Sの言いたいことはつまり「登山にはきちんと登山用に作られたウェアを着なくてはダメ」「安物のウェアで山へ行くのは危ないのでは?」ということ。確かにそれも正解。しかし、この疑問については『どんな山にどんな行程で行くのか』の条件が考えられていません。
登山ブランドのウェアを着ていなければ山に行けない、ということはありません。結論から言うと、ジーユーのウェアでもOK。ただし①雨でも山に行く、②一日の行動時間が6時間以上かかる…こういった場合は避けることをお勧めします。
理由は『身体の冷えを回避するため』
ジーユーのウェアには十分な防水性は期待できません。防風性能はあっても、雨に対する防御力はないものと考えた方がいいため、降られたらすぐに体が濡れてしまいます。
雨に濡れてしまうというのは何となく想像できますが、行動中の発汗量にウェアが追い付かなくなった時も体は濡れてしまいます。行動時間が長いほど濡れた体が風に吹かれ続けるため、体が冷える→低体温症のリスクが高くなってしまうのです。
高価な登山ブランドのウェアには、そうした防水、汗の処理などの様々な機能が搭載されています。
そのため、今回紹介したジーユーのウェアで快適に登山できるのは晴れていて行動時間3~4時間ほどで下山できる日帰り登山です。
いざお会計! 全部買っても…
具体的なシチュエーションに編集部員Sが納得した所で、先ほどのアイテムを全てお買い上げ! 果たしてその金額は…?
ズバリ7,395円! 頭からつま先まで一通りそろえて、1万円を切るどころかお札のお釣りが返ってくる衝撃のお値段。これで、ライトな登山は行けるウェアをまるっと準備することができました。
靴とリュックは?
靴とリュックに関しては、持っているデイパックや、ランニングシューズやスポーツ用スニーカーを使用しましょう。登山道は土や石など、街中に比べると不整地。そんな時はやはりグリップ力が重要です。
ジーユーにも靴は売っていますが、ソールがつるっとしており登山には適しません。またリュックも肩部分が薄くクッション性がないので、もし手持ちのものがあればそちらでOK。
掘り出し物に出会える!ジーユーを上手く使って節約上手
登山用ウェアの機能がいいのは当たり前。でも、一度にあれこれ揃えるのはお財布事情的にも厳しいのが現実的です。それなら、”使える”ものを活用する方が賢くお得! 今回紹介したものはほんの一部。さらに豊富なアイテムがジーユーにはあります。お近くの店舗に出かけたら、登山に使えそうなウェアを探してみるのも楽しいかもしれませんよ。
撮影協力/ジーユー横浜港北ノースポート・モール店
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