とろ~りチーズがたまりません!
登山・山ごはん歴は20年以上! そんな山メシの大ベテランで、大人気の山ごはんブログ『山めし礼讃』の著者・げんさんがYAMA HACKに登場! 毎回テーマを設けて、絶品レシピを厳選してご紹介していきます。
さて、山ごはんシリーズの第9回は、チーズが決め手の絶品山ごはんレシピ。そろそろ気温も低くなってきたし、山でも少しこってりしたものが食べたくなる季節。ワインにもビールにもあう、そんなレシピを3つご紹介します。
①ソーセージ缶詰のカレーチーズ煮込み
山で食べる缶詰は日持ちもして貴重なご馳走だけれど、そのまま食するよりも、ひと手間加えてちょっといい気分に。チーズが決め手の簡単缶詰煮込みです。
【材料】
・ソーセージ缶詰
・カレーパウダー
・コンソメ
・とろけるチーズ
【作り方】
ソーセージの缶詰を開け、弱火でバーナーにかけます。煮立ってきたら、コンソメをスティックの半分ほどいれ、
そこにカレーパウダー、小さじ1程度を投入。
ぐつぐつしてきたら、チーズをのっけて、
チーズがとろりと溶ければ、ソーセージ缶詰のカレーチーズ煮込み、できあがり~♪
あたりにカレーの香りが漂い、注目の山ごはんになること間違いなし。
しかし、これ、飲めるっ!
熱々のカレー味のソーセージにからみつくトロけたチーズがたまらない味わいです。
【げんさんのイチオシコメント】
かんたん、早い、失敗もなし。秋の山で一杯飲むのにも最高のおつまみになります。
②山のチーズタッカルビ
下界でも大人気のチーズダッカルビ。これをアツアツで山の上で食べられたら、おいしいに決まっている。秋の山だから持ち運びやすい、缶詰やレトルトではない、生肉を使ったレシピです。
【材料】
・漬け込んだ鶏肉
・キャベツ
・玉ねぎ
・とろけるチーズ
・そしてオリーブオイル
【作り方】
自宅で鶏肉の下ごしらえをしておきます。
鶏肉は一口大に切ったもも肉に、コチュジャンとみりん、酒、そして醤油少々をいれて、よくもみこみ、ジップロックにいれて、2日間冷凍しておきます。
玉ねぎをくし切りにし、
フライパンにオリーブオイルをひいて、炒めます。
玉ねぎが少ししんなりしてきたら、解凍しておいた鶏肉を投入。
鶏肉に火が通ってきたら、キャベツをドサッといれて、
フライパンに蓋をして蒸し焼きにします。
仕上げに、とろけるチーズをトッピングすれば、山のチーズタッカルビ、できあがり~
【げんさんのイチオシコメント】
とろけるチーズのからんだ、辛味と甘みのある鶏肉が、なんとも食欲をそそります。下ごしらえさえしておけば、意外と簡単にできて、ご馳走感がハンパない。ワインのとまらない山ごはんです。
③山のカマンベールチーズフォンデュ
山でどっぷりチーズ味にひたりたい。できればごくごく簡単に。。。
そんなチーズ好きの夢をかなえる、コッヘルなどを使わずにできる、超簡単、山のチーズフォンデュです。
【材料】
・カマンベールチーズ
・おつまみソーセージ
・フランスパン
【作り方】
アルミホイルでカマンベールチーズがすっぽり入る大きさの皿を作り、
ナイフでカマンベールチーズの天板部分を丸く切り取ります。
バーナーに焼き網を乗せて、その上にアルミホイルごとカマンベールチーズを安置し、点火。
早く熱がまわるようシェラカップでふたをします。
その間に、フランスパンをひとくち大に切っておき、
あとは、熱が加わって、トロりとなったカマンベールチーズに、パンやソーセージをつけて、食するだけ。とろりとなったカマンベールの味で、フランスパンもおつまみソーセージも見違えるうまさになります。
ロースターの縁に余裕があれば、フランスパンをのっけとおくと、こんがりとした焼き目がついて、これをチーズにつけると感動的なうまさ。
赤ワインがとまりません。
【げんさんのイチオシコメント】
コッヘルなどをつかって、白ワインでチーズをのばして・・・となるとハードルの高いチーズフォンデュですが、これなら機材も汚れず、器もなしで山の上のチーズフォンデュが楽しめます。
早速次の山行で試してみよう!
チーズがあると、ちょっとした工夫で山ごはんがご馳走になります。チーズ好きの方はぜひチャレンジしてみてください。
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山めし礼讃 – 山料理 山ごはんレシピの記 –
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