ガーーーーーン。直通バスがいっぱい・・・。
北アルプスには槍ヶ岳、剱岳、燕岳、白馬岳など数多くの名山があります。その雄大な景色は見るために、多くの登山者が週末などの休みを利用して出かけます。
ヤバイ!直通バスの予約がとれない
直通バスは寝て起きると登山口に到着するので、とっても便利。でも、夏山や紅葉シーズン、GWやお盆などの大型連休などは、バスの予約が取れない時もあります。
そんな時は電車がおすすめ
自家用車を持っていない人の場合だと、残る選択肢はレンタカーや電車。今回は免許などが必要なく、誰でも利用できるという点から、『電車』を利用した週末登山プランを紹介していきます。
電車なら週末に北アルプスへ行ける!
今回は北アルプスを4つのエリアに分け、週末に電車で行ける11峰をピックアップしました。
今回紹介する山
【1】上高地・穂高エリア
①焼岳 ②西穂高岳 ③前穂高岳 ④蝶ヶ岳
【2】表銀座エリア
⑤燕岳
【3】後立山エリア
⑥白馬岳 ⑦唐松岳 ⑧鹿島槍ヶ岳 ⑨針ノ木岳
【4】剱・立山エリア
⑩剱岳 ⑪立山(雄山)
体力がある中級登山者以上向け
今回紹介するコースは、以下の条件を満たす中級レベル以上の登山者向けです。
・参考コースをもとに、自分にあった登山計画を立てられる人
・移動と登山を同じ日に行える体力がある人
※今回のコースのコースタイムはヤマレコを参考にし、休憩時間は人によるためコースタイムに含んでいません。また、2日目の出発時刻は朝6時で設定していますが、可能であれば朝6時よりも早めに出発することをおすすめします。
スタート地点は新宿!
今回のスタートは、北アルプスに行く登山者が多く利用する新宿駅。中央本線や山手線の乗り入れや、京王線などの乗り換えでも便利です。
信州ムーンライトが便利
運行日が限定されていますが、「ムーンライト信州」という夜行列車が便利です。新宿を出発し、長野の山岳エリア付近の駅まで乗り換えなしで行けます。
【1】上高地・穂高エリア
観光から登山まで、山岳リゾートとして日本を代表するのが上高地と新穂高温泉エリア。年間120万人もの人がこの地に足を運び、雄大な景色を楽しんでいます。
①焼岳
【1日目】(約30分、2km)
中尾高原口13:00発→合掌の森キャンプ場13:30着
※テント泊
【2日目】(約7時間40分、10.6km)
合掌の森キャンプ場6:00発→焼岳10:43→上高地バスターミナル13:53着
【その他】
・松本駅直通でなければ早い時間のバスもあるので、帰りの時間を早めることも可能です。
アルピコバス時刻表(松本~中尾高原口)
日本アルプス上高地オフィシャルサイト(上高地~松本駅)
②西穂高岳
【1日目】(90分、1.8km)
新穂高ロープウェイ13:15発→西穂高口駅13:30→西穂山荘15:00着
【2日目】(6時間10分、5.9km)
西穂山荘6:00発→西穂高岳9:00→上高地バスターミナル14:00着
【その他】
・焼岳の時と同様に、松本駅直通でなければ早い時間のバスもあるので、帰りの時間を早めることが可能。
アルピコバス時刻表(松本~新穂高温泉ロープウェイ)
日本アルプス上高地オフィシャルサイト(上高地~松本駅)
⇛まだまだ続きます!