山肌を真っ赤に染める大船山の紅葉!おすすめ登山コース・アクセス情報を紹介

大分県に広がる九州を代表する火山群、九重連山。その東側にある大船山はミヤマキリシマの絶景スポットとしても有名で、毎年山開きや紅葉の時期には多くの人で賑わう名山です。登山口や登山コースも実に多く、登山日数やレベルに合わせて様々なコース設定ができるのも人気の一つ。初心者でも気軽に絶景を楽しむことが出来ます。今回はそんなたくさんのルートの中から、初心者でも挑戦できるおすすめコースを2つ紹介します。赤に染まる大船山の絶景を堪能して!


アイキャッチ画像出典:PIXTA

大船山(たいせんざん)とは?

大船山の紅葉
出典:PIXTA
標高山頂所在地最高気温(6月-8月)最低気温(6月-8月)
1,786m大分県竹田市21.1℃7.9℃
参考:ヤマレコ
大船山は大分県竹田市の北東部に位置する標高1,786mの山です。船が転覆したように見える山容がその名の由来。坊がつるを挟んで西側にある久住山や九州最高峰の中岳と並び、九州の屋根たる九重連峰の主要な峰の一つです。
現在の竹田市にあった岡藩の三代藩主、中川久清が生涯愛した山としても有名。山頂にある3つの火口跡や初夏に咲き乱れるミヤマキリシマ、秋の美しい紅葉など見所満載の人気スポットなのです。

くじゅう連山の山開きには毎年多くの人が

くじゅう連山山開きの神事 くじゅう連山の山開きは大船山と久住山において1年ごと交互に行われます。ゴールデンウィークの初めに催されるこの神事は毎年多くの人が訪れる人気のイベントです。

紅葉を見に行く前には天気もチェック!

大船山に行く前に現地の天気をこちらでCHECK!

てんきとくらす(大船山の週間天気)

大船山紅葉の見頃時期&スポット

大船山は紅葉の名所としても名高い山です。ピークになると毎年多くの観光客で賑わいます。

大船山
作成:YAMAHACK編集部
10月中旬ごろから色づき始め、見頃は10月下旬~11月中旬。山肌全体が美しく彩られるので遠景でも見応えがありますが、特に美しく見える紅葉スポットを厳選してご紹介します。

坊ガツルからの大船山

坊がつるからの大船山の紅葉
出典:PIXTA
坊ガツルは大船山と久住山に挟まれた盆地。日本最大の中間湿原であり、タデ原湿原とともにラムサール条約の登録湿原にも指定されています。坊ガツルから見える大船山の紅葉はまるで点描画。山肌のキャンパスに赤や黄・オレンジの絵の具を絵筆で落としたかのような美しさです。

大船山のススキ 紅葉の時期の坊ガツルと言えば見逃せないのが一面のススキ。どこまでも広がる黄金色の絨毯は他では見られない息をのむ美しさです。どこかノスタルジックな気持ちにさせてくれる温かみのある光景は、日常の疲れや忙しさを忘れさせてくれるでしょう。

日本庭園のような御池の紅葉

大船山御池の紅葉
出典:PIXTA
御池は頂上付近にある火口跡の一つ。円形の火口湖とそれを取り囲む紅葉が織りなす風景は日本庭園さながらの美しさです。長い年月を経て火山の噴火活動によって形成された自然の美に真の”侘び・寂び”を感じます。

大船山御池にうつりこんだ紅葉
出典:PIXTA(大船山御池の紅葉)
静謐な水をたたえる御池に真っ赤な紅葉が映り込む様は圧巻の光景です。場所や角度を変えて思わず何枚でも写真を撮りたくなります。

初心者でもOK!吉部登山口~坊ガツル~山頂

大船山には登山口が多くあり、レベルに合わせて様々なコースを選択できます。日帰りピストンから縦走、山小屋泊・テント泊登山まで、何度訪れても飽きないのも人気の理由でしょう。今回は初心者でも気軽に絶景紅葉が楽しめるコースを2つ紹介します。


出典:ヤマプラ
距離コースタイム日程難易度
11.6km6時間10分日帰り★★
参考:ヤマプラ
水場(210分)→段原(160分)→水場
吉部登山口から山頂を目指すピストンコース。冬になると圧巻の氷瀑となる暮雨(くらぞめ)の滝を過ぎて少し進むと、一面のススキが美しい坊ガツルに出ます。岩の多い登山道を登り、眺望が開けてきたら間もなく山頂。「国見」の異名をもつ雄大な眺望を楽しみましょう。山頂下にある御池もお見逃しなく。

吉部登山口へのアクセス方法

【車の場合】
大分自動車道 由布院IC→国道210号→やまなみハイウェイ→県道621号→登山口駐車場
※アクセス方法はマイカーのみ

【駐車場情報 2か所あり】
料金:1,000円(1泊1,500円)・300円

バスを使って楽々!池窪登山口~入山公園~山頂

池窪登山口コース
距離コースタイム日程難易度
5.1km3時間55分日帰り★★
参考:ヤマプラ
6月~11月までは山頂まで1時間半ほどの地点までバスでアクセスすることも可能。歴史に思いをはせながら、大船山を愛した岡藩三代目藩主の中川清久(入山公)が眠る入山公廟へと続く石畳を歩きます。その先、大船山の勇姿が見えてくると道が急になりますが、天狗岩を過ぎれば傾斜は緩やかに。御池の紅葉を楽しんだら山頂はすぐそこです。

池窪登山口(パルクラブ)へのアクセス方法

【車の場合】
大分自動車道 由布院IC→国道210号→やまなみハイウェイ→国道422号→パルクラブ

【電車・バスの場合】
JR大分駅→JR九州横断特急→豊後竹田駅→大野竹田バス→都野局前下車→徒歩25分→パルクラブ
大野竹田バス 時刻表
パルクラブからのバスについてはこちら

他にも大船山には登山コースがたくさん!

大船山は登山口も多く、さらにほかのくじゅう連山の山々と縦走など、レベルや日程に合わせて実にたくさんのコースを楽しむことができます。一度だけでなく何度登っても楽しむことが出来るのも大船山の魅力ですね。
くじゅうのコースをもっと探したい!という方はコチラ

紅に染まる秋の大船山で歴史に思いを馳せる山歩き

大船山の御池付近の紅葉
出典:PIXTA
「日本一高い所に眠る殿様」として知られる岡藩三代目藩主の中川清久の入山公廟、数千年前の噴火活動によって形成された火口跡に幾年月を経て水を湛える御池。真っ赤に色づく紅葉の大船山は郷愁にいっそう駆られます。今年は、今をかたちづくる歴史に思いを馳せながら一味違った紅葉ハイキングを楽しみませんか?


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n.hayato

登山が好きです。でも、山の上で飲む日本酒はもっと好きです。登山の魅力を少しでも多くの人に伝えられる記事を書いていきたいと思っております。

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