樹木に集まるスズメバチ

蜂に刺された時に!知らないと怖い応急処置方法

蜂に刺されたら、すぐに行うべき応急処置の仕方を知っていますか?刺される可能性が高いのは「スズメバチ」「アシナガバチ」「ミツバチ」「マルハナバチ」の4グループ。そんな蜂に刺された時の症状と、応急処置についてまとめました。対処についてはたったの3ステップ、覚えておけばいざという時に役に立ちますよ!また、刺されないための予防策もとっても大事。蜂に刺されないために知っておきたい2つの予防策についてもご紹介します。

目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

刺される可能性が高い蜂は大きく分けて「4種類」

蜂

刺される可能性が高いのは、家族で暮らす性質「真社会性」をもったハチの仲間です。真社会性のハチには「スズメバチ」、「アシナガバチ」、「ミツバチ」、「マルハナバチ」の4つのグループがあります。

これらのハチは家族で暮らすため、巣を刺激してしまったときに集団で襲ってくる可能性があります。彼らの繁殖は女王蜂が担当するため、基本的に働き蜂は生殖のことを考えず、捨て身の攻撃を仕掛けることができます。

逆に単独で生活するハチは、自分が死んだら繁殖できないので、そこまで積極的に攻撃を仕掛けてくることはありません。

蜂に刺されたらどんな症状がおこる?

局所症状

基本的には患部が赤く腫れあがり、痛みやかゆみを伴います。ハチの種類によっては、刺されたときに言葉が出ないほどの激痛を伴うものも。個人差がありますが、腫れ、かゆみがひくまでに1~2週間ほどかかります。

アナフィラキシーショック

かがむ人出典:pixabay

刺された量や体質に応じて現れることがあるのが、重篤な全身におよぶアレルギー症状です。2回目以降に刺されたときに起こりやすいとはされますが、体質、毒量によって左右するため、人によっては1回目のハチ刺されでも、症状が出る場合があります

やみくもに恐れる心配はありませんが、ハチ刺され後は一人にならず、15~60分以内に刺されたところ以外に症状が出るようであれば、急ぎ病院へ行くようにしてください。

【自覚症状】
■息苦しい・息切れ・動悸
■めまいや気だるさ など

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