大雪山の一つ、黒岳の魅力とは?
北海道中央部に位置し「神々の遊ぶ庭」と呼ばれ、8つの火山群からなる大雪山。黒岳(1,984m)はその山塊のうちの1つで、大雪山の中では最も短い時間で山頂に立てる山です。ロープウェイを使って7合目まで一気に行くことができ壮大な景色を見られるので、登山初心者や観光客に人気!
白に緑に赤や黄色…季節に合わせた色を楽しめる黒岳
残雪のなか芽吹く新緑と高山植物が咲き始める春、緑が濃くなり高山植物の好機を迎える夏。壮大なキャンバスに暖かい彩りで紅葉を飾る秋、澄んだ空に真っ白でふかふかの雪が積もる冬。黒岳は、日本の四季を心から楽しめるのが魅力です。
高山植物の見頃は、7月上旬から8月中旬。9合目のなだれ草地には、ウコンウツギやチシマヒョウタンボクなどたくさんの高山植物が群生。青空と花を楽しみながら、雄大な景色に包み込まれます。
葉が色付き始めるのは9月初旬、見頃は9月中旬から9月下旬です。黒岳を含む大雪山は日本で一番早い紅葉と言われ、ミネカエデ、ナナカマド、ダケカンバ、ウラシマツツジなどが広大な紅葉の絨毯を見せてくれます。
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山頂まではロープウェイ&リフトで一気に7合目まで!
最高点の標高: 1952 m
最低点の標高: 1506 m
累積標高(上り): 798 m
累積標高(下り): -798 m
- 【体力レベル】★☆☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:2時間
- 【技術的難易度】★☆☆☆☆
- ・歩きやすい靴と動きやすい服装が必要
層雲峡駅(約7分)→黒岳駅(約5分)→黒岳ペアリフト(約15分)→七合目リフト駅(70分)→黒岳山頂
黒岳の山頂までは、まず大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイの層雲峡駅より5合目の黒岳駅まで行き、ペアリフトを乗り継いで7合目のリフト駅まで行きます。