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「山の日」なので、編集部員が登山を始めたきっかけを振り返ってみた(2ページ目)

恐怖さえ魅力的!「楽しいから」以上の言葉が見つからない<編集部N>

クライミング中のN

撮影:YAMA HACK編集部(海金剛)

きっかけは高校生の時に読んだ漫画『孤高の人』。作品としての面白さもありますが、自分の知らない世界に興味がわきました。
山を知った時に感じた「ワクワクした気持ち」をいつも求めています。理屈ではなく、本能的に自分がそれを求めていることに気づかされるんです。
最も好きな高所でのクライミングはリスクが伴い、判断や行動を誤れば死に至ります。しかし、その恐怖さえ魅力だと感じています。

雪山

撮影:YAMA HACK編集部(厳冬期剱岳)

「そこに山があるから」という有名な言葉がありますが、私は「そこに行かないと山がないから」とよく言います。景色が見たくて山に登っているわけではないのですが、そこまで行ったからこそ見られる景色が好きですね。
登山をする理由はとても単純で、「楽しいから」。登山はいつも新しい発見に巡り合うことができます。

地元は「八ヶ岳」。屋久島での経験が八ヶ岳をもっと好きにしてくれた<編集部員M>

屋久島

撮影:YAMA HACK編集部(屋久島)

八ヶ岳の麓で生まれ育った私にとって、山に登ることは特別なことではありませんでした。休みの日、公園に遊びに行く、そんな感覚で行っていたように思います。
山に登ることを初めて意識したのは、数年前に訪れた屋久島。数日間の滞在が素晴らしく、自然に触れることの気持ちよさを再確認しました。
今は日帰りで関東の山を中心に登っています。

八ヶ岳・赤岳

撮影:YAMA HACK編集部(赤岳)

一番好きな山はやっぱり八ヶ岳。写真を見るだけでも、地元の清々しい空気や雰囲気がふっと香ります。YAMA HACKで毎日山について考えていくうちに、住んでいるときは気づけなかった地元の良さを感じられるようになったのかもしれません。
「登山は頑張らないスポーツ」だと思っているので、のんびり自分のペースで、色んな場所に行ってみたいなぁと考えています。

その山に、誰と行くか?時間をかけて深まる魅力<編集部員Y>

農鳥岳の朝

撮影:YAMA HACK編集部(農鳥岳)

中学の時は陸上部でしたが、全国大会出場は超難関。「山岳部なら競争率低そうだし、別に山は嫌いじゃないし…」――よこしまな理由で入部したのが高校山岳部。気づけば大学、社会人になっても登山を続けていました。山を本気で好きになったのは大学1年の夏、今でも鮮明に覚えている南アルプス・農鳥岳からの景色がきっかけです。九州生まれの自分が見た初めての富士山と、3000m級から見下ろす雲海、そして日の出。朝4時前に出発して少しずつ明るくなる空と静けさは、これまで体験したことのない世界でした。

ニセコ連峰

撮影:YAMA HACK編集部(ニセコ連峰)

そして登山の一番の魅力は、一緒に登った仲間のこと。「あの時、シャリバテで死ぬかと思った!」、「あの時、お前1週間も風呂入ってなくて死ぬほど臭かったわ!」と、10年たっても笑いあえる存在です。どんなにきつくても下山して風呂に入れば、楽しかった思い出しか残らないのが山のいいところ。心をオープンにして大切な仲間と山でたくさん話した経験が、今の宝物になっています。

多様な登山を肯定しよう、山を楽しもう

那須岳

撮影:YAMA HACK編集部(那須岳)

編集部員の本格的な登山歴は1年から17年までと幅広く、スタイルも、キッカケも様々。しかし、全員が共通して目標にしていることがあります。

それは、登山に対する知識を深め、楽しむ人が増えること。

「信仰」や「修行」から始まった登山は、日本百名山の踏破や難易度の高い山への挑戦の場として盛り上がり、最近では山ごはんや山小屋、温泉など様々な目的をもって山に登る人が増えています。YAMA HACKでは、昔ながらの「登山」のイメージにとらわれず、新旧あらゆる楽しみ方を肯定し、これからも伝えていきたいと考えています。

YAMA HACK公式Instagramでは、8月11日限定でフォロワーのみなさんにとっての「山の魅力」をストーリーズでご紹介します。

みんなが山に登る理由はいったいどんなものなのでしょうか?ぜひご覧ください!

YAMA HACK公式Instagram

※8月11日公開予定

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