三八上北エリアの山と一緒に楽しめる観光スポット
三八上北エリアの観光スポットといえば、やはり十和田湖。青森県を代表する観光地でもあり、新緑や紅葉などの自然を楽しみに四季を通じて多くの人が訪れています。では、詳しく見ていきましょう。
十和田湖 国立公園
青森県と秋田県にまたがる十和田湖は、下記で紹介する奥入瀬渓流とともに、文化財の特別名勝及び天然記念物に指定されている景勝地。八甲田山と同じ火山群で、十和田湖は噴火で形成された二重カルデラ湖。最大327mの水深があり、これは日本で第3位の深さです。湖を囲い木々も美しく、四季折々の風景を楽しむことができます。
住所:青森県十和田市
料金:なし
奥入瀬渓流
十和田湖の東岸の子ノ口から流れ出て、焼山まで約14km続く渓流で、遊歩道が整備されているので観光地としても人気です。滝がいくつもあるので、瀑布街道とも呼ばれており、銚子大滝や、阿修羅の流れ、雲井の滝など見どころがたくさん。木々のトンネルや、岩なども見事で自然の美を堪能できる場所となっています。
住所:青森県十和田市
料金:無料
《下北エリア》恐山
青森県の北東部にある下北半島。マサカリの形に似ていることから、マサカリ半島とも呼ばれています。半島の半分は下北国定公園として指定されているほど自然が豊富で景勝地もたくさん。そんな下北エリアからは、通常の登山とは一味違う山をご紹介します。
恐山(おそれざん、おそれやま)
恐山は下北半島の中央部にある活火山で、比叡山、高野山とともに日本三大霊山の一つ。イタコの口寄せを聞けることでも有名で、三途の川や無間地獄、賽の河原など死後の世界を垣間見ることができます。中心部には四季折々で色を変えるカルデラ湖、宇曽利山湖があり、とこどどころに硫黄泉が湧出してガスで焼けた地形が、この世とは思えない光景を作り出しています。
まず、あの世とこの世を隔てる三途の川を渡って、入山料(¥500)を支払い境内に入ります。1週約3kmの参拝コースが設けられており、約40分ほどで見て回ることができます。無間地獄や重罪地獄、賭博地獄など境内にある136の地獄を見て回りましょう。神秘的な色をした、極楽を表す宇曽利山湖は必見です。
【新青森駅からのアクセス】
電車・バスの場合:新青森駅(JR奥羽本線)→青森駅(青い森鉄道)→野辺地駅(JR大湊線)→下北駅→むつバスターミナル(下北交通バス)→恐山
下北交通バス
青森県観光情報サイト
下北半島に来たらこれ!
大間
下北半島と言えば大間のマグロが有名です。大間崎は本州最北の岬で、マグロ像が有名な撮影スポット。晴れた日には箱田市の街並みがはっきりと見えます。大間で水揚げされるのは、マグロの中でも大型のクロマグロで黒いダイヤとも呼ばれています。
住所:青森県下北郡大間町
料金:無料
仏ヶ浦
仏ヶ浦は、津軽海峡の荒波が長い年月をかけて造り上げた自然の景勝地。約2kmに渡って白緑色の凝灰岩が続き、それぞれに如来の首・五百羅漢・一ツ仏・親子岩・十三仏観音岩・天竜岩・蓮華岩・地蔵堂・極楽浜などの名前が付けられています。歩いて見ることもできますが、船からアクセスするのもおすすめです。
住所:青森県下北郡佐井村
料金:無料
青森県の山に登りたい!
山好きなら観光で青森県を訪れたとき、少しでも山に登ってみたくなりますよね。気軽に登れる山でも魅力的な山がたくさんありました。青森県は広いので計画をたてるのも大変ですが、ぜひ観光とともに登ってみてください!
【登山時の注意点】
・登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山して下さい。(足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。)
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんで下さい。