南アルプス盟主!赤石岳ってどんな山?

標高 | 所在地 | 最高気温(6月-8月) | 最低気温(6月-8月) |
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3,120m | 長野県下伊那郡大鹿村、静岡県静岡市葵区 | 13.5℃ | 0.6℃ |
赤石岳(あかいしだけ)は、赤石山脈の南部にある山で、その堂々とした山容から南アルプスの盟主とも言われている日本百名山。赤石岳の東側を流れる赤石沢の源流に赤い色の岩盤が多くみられることが名前の由来となりました。山頂には、最も高所にある一等三角点があり、360度の展望が広がります。周辺は荒川三山や聖岳などどっしりとした山々に囲まれており、南アルプスの魅力をたっぷりと味わえる山域です。
日帰りは可能?赤石岳登山について

赤石岳は登山口までのアクセスが容易ではありません。そのため日帰り登山は難しく、山小屋、テント泊で余裕をもった山行がおすすめです。赤石岳単体ではなく、聖岳や荒川三山を合わせて回るのが人気で、山小屋が点在しているので、日数を重ねれば初級者でも十分にトライ可能です。とはいえ、体力と時間とお金を要するので登山に慣れてからのほうが楽しめるでしょう。小渋川ルートは最短時間で着きますが、渡渉が大変なため上級者以外には困難となっています。
南アルプス屈指の絶景!山頂に広がる大パノラマ

山頂からの展望は360度!3,000m級の南アルプスの名峰はもちろん、富士山や八ヶ岳、遠くには北アルプスの槍・穂高連峰などを見渡すことができる、南アルプスきっての眺望が得られます。
南アルプスは自然の宝庫

赤石岳周辺はアクセスのしにくさからも、登山者が少なく開拓されていない手つかずの自然が残る場所。山深いため歩いているとまるで山に包まれているような感覚に陥ります。北側にはお花畑が広がりライチョウの生息地にもなっているので、運が良ければ出会えるかも。
赤石岳の登山適期

赤石岳は標高が高く、5月の中旬でも雪が残っているため、登山適期は6月から。9月は紅葉が美しく、11月からは雪山装備が必要となります。
赤石岳の天気と地図をチェック
赤石岳に行く前に天気をチェックしましょう。また、事前に地図を用意してルートを確認してください。
赤石岳のふもと(静岡市葵区)の10日間天気
日付 | 09月27日 (水) | 09月28日 (木) | 09月29日 (金) | 09月30日 (土) | 10月01日 (日) | 10月02日 (月) | 10月03日 (火) | 10月04日 (水) | 10月05日 (木) | 10月06日 (金) |
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天気 | ![]() 晴 | ![]() 晴 | ![]() 晴のち曇 | ![]() 晴 | ![]() 晴時々曇 | ![]() 晴時々曇 | ![]() 晴時々曇 | ![]() 曇時々晴 | ![]() 曇 | ![]() 晴時々曇 |
気温 (℃) | 32 22 | 35 23 | 31 23 | 31 21 | 31 22 | 29 19 | 27 18 | 27 20 | 29 21 | 29 20 |
降水 確率 | 10% | 0% | 40% | 20% | 30% | 30% | 30% | 40% | 40% | 20% |
データ提供元:日本気象協会
赤石岳の登山指数
日付 | 09月28日 (木) | 09月29日 (金) | 09月30日 (土) | 10月01日 (日) | 10月02日 (月) |
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登山 指数 |
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登山指数の留意点
登山をするための快適さを、山頂や山麓の気象条件から、気象学的知見を用いて登山指数A~Cで表現をしています。降水量、風速、雲量などを総合的に考慮し、気象条件を独自計算したものです。
ただし、以下のリスクは含まれておりません。
- 雷の発生の可能性
- 前日の天気による道のぬかるみ
- 局地的大雨
- 土砂災害の発生の可能性
- 雪崩の発生の可能性
- 噴火の可能性
- 積雪の有無
- 濃霧
- 低温または高温
- 虫やヒルなどの発生状況
山の天気は大きく変わりやすいため、登山指数はあくまで目安としてご利用頂き、最新の気象データや天気図、各登山道情報をご確認ください。
なお、本情報に基づいた行為において発生したいかなる人物の負傷・死亡、所有物の損失・損害に対する全ての求償の責は負いかねます。ご了承下さい。
データ提供元:日本気象株式会社
赤石岳周辺の山と高原地図
健脚者向け!1泊2日のピストンコース
最高点の標高: 3091 m
最低点の標高: 1136 m
累積標高(上り): 3959 m
累積標高(下り): -3959 m
- 【体力レベル】★★★★★
- 1泊2日
- コースタイム:15時間05分
- 【技術的難易度】★★★☆☆
- ・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
まずは東尾根(大倉尾根)伝いに登って赤石岳のみ往復するコースです。それでも1泊しなければなりませんが、急登もあり全体的にハードで、2日目に家に帰ろうとすると、14時の最終バスまでに下山する必要があるので、時間も限られます。
1日目(椹島~赤石避難小屋)8時間45分 / 8.2km
椹島(55分)→中電基準点(60分)→樺段(135分)→ボッカ返し(35分)→尾根上の小ピーク(35分)→赤石小屋(45分)→富士見平(60分)→砲台型休憩所(70分)→椹島下降点(30分)→赤石岳避難小屋(1泊)
スタートとなる椹島は赤石岳登山の起点ですが、公共交通機関やマイカーではいけない場所。小屋の宿泊者の送迎バスでアクセスします。
提供:ヤマレコ/joe0119
登山口から入ってすぐに急登が始まり、それがしばらく続きます。ペースを一定に保って呼吸を乱さないように心がけましょう。
提供:ヤマレコ/joe0119
歩荷返しは急登の難所。距離は短いですが段差が大きく、転倒事故も起こっているので気を付けて登りましょう。とても美しい森の中を歩いていくのは、気持ちが良いものです。
提供:ヤマレコ/joe0119
赤石小屋は10名未満であれば予約なしでも泊まれる小屋。時間が遅ければ、ここに1泊して行程を伸ばすことも考えましょう。

提供:ヤマレコ/joe0119
富士見平までくると、展望が開けて荒川三山もばっちり見えます!
赤石岳の標高は標高3,120m。南アルプスでは4番目の高さで、一等三角点としては最高所にあるのも特徴です。
山頂からの景色は360度の大パノラマ。南アルプスの稜線や富士山、北アルプスの山々の絶景を堪能しましょう!
初日は山頂直下にある赤石岳避難小屋に宿泊します。3,000mを超える最高のロケーションです!
2日目(赤石岳避難小屋~椹島)6時間20分 / 8.2km
赤石岳(20分)→椹島下降点(50分)→砲台型休憩所(50分)→富士見平(35分)→赤石小屋(25分)→尾根上の小ピーク(25分)→ボッカ返し(95分)→樺段(40分)→中電基準点(40分)→椹島
2日目の朝は帰りのバスを考えて早めに出発しましょう。下山は同じルートを下降します。急登の下りは特に注意が必要です。
荒川三山を巡る!2泊3日の周回コース
最高点の標高: 3112 m
最低点の標高: 1136 m
累積標高(上り): 6139 m
累積標高(下り): -6139 m
- 【体力レベル】★★★★★
- 2泊3日
- コースタイム:21時間15分
- 【技術的難易度】★★★★☆
- ・岩場、雪渓を安定して通過できる技術が必要
・ルートファインディングの技術が必要
次は同じく百名山の悪沢岳を含む荒川三山と赤石岳を回る人気ルートをご紹介します。全行程で登山道がわかりやすく、危険個所はほとんどないので、時間さえあれば初心者でも十分歩けますし、山小屋を利用して日数をかけることでピークを複数回ることができます。
1日目(椹島~千枚小屋)6時間40分 / 9.4km
椹島(80分 ※推定値)→鉄塔下(35分)→1462m地点(30分)→小石下(80分)→清水平(60分)→見晴台(70分)→駒鳥池(45分)→千枚小屋(1泊)
周回コースは、東尾根が急登だから反時計回りがメジャー。椹島から歩いて10分程度の千枚岳登山口へ向かいます。
沢沿いの道は歩きにくそうに見えますが、よく整備されているので大丈夫。吊橋を渡ると本格的な登山道が始まります。
1/7間隔で千枚小屋まである標識。周辺の植生や急登が続くことなどを教えてくれます。苔むした美しい樹林帯を登ります。
清水平は、千枚小屋までのほぼ中間地点で、標識は4/7。水場があるので休憩に最適です。
初日は千枚小屋に宿泊。10名未満であれば予約なしでも泊まれる小屋で、小屋の前は富士山の展望があります。
2日目(千枚小屋~赤石岳避難小屋)8時間 / 9.6km
千枚小屋(55分)→千枚岳(60分)→丸山(40分)→東岳(悪沢岳)(35分)→コル(45分)→中岳(45分)→標柱(30分)→荒川小屋(40分)→大聖寺平(65分)→小赤石岳の肩(35分)→椹島下降点(30分)→赤石岳(1泊)
千枚小屋をスタートして少し登ると、森林限界を越えて一気に視界が開けます。標高2,880mの千枚岳山頂からは、目指す赤石岳やその奥にある南アルプスの山々、富士山などの絶景です。下りにハシゴ場があるので注意して下りましょう。
荒川三山のひとつ、東岳は悪沢岳の名前で日本百名山に選定されている山。丸山までは緩やかな稜線ですが、そこから悪沢岳までは岩場、ガレ場、ザレ場、アップダウンがあります。
中岳避難小屋は夏季の間は予約が必要ですが、宿泊できる避難小屋。避難小屋から5分ほどで中岳山頂です。
続く前岳で、荒川三山コンプリート。荒川前岳(3,068 m)、荒川中岳(3,084m)、荒川東岳(悪沢)(3,141m)と全て3,000級トリオです。お花畑が素晴らしい場所で、鹿の食害を防ぐ柵が設けてあります。
徐々に高度を下げダケカンバの林を下ると荒川小屋です。赤石岳までが厳しければここで1泊もOK。漢字の縦書きが男らしい悪沢Tシャツが人気です。大聖寺平へ向かいます。夏の早い時期だと、荒川小屋を出てすぐに雪渓のトラバースがあるので注意が必要です。
赤石岳山頂に到着。三角点マニアにはたまらない、日本で一番高い所にある一等三角点です。
赤石岳避難小屋は赤石岳山頂にあるので、言わずもがな立地は最高!夕焼けや朝焼けも素晴らしく、千枚小屋からやや遠いですが、ここまで頑張る価値は十分あります。
3日目(赤石岳避難小屋~椹島)6時間20分 / 8.2km
赤石岳(20分)→椹島下降点(50分)→砲台型休憩所(50分)→富士見平(35分)→赤石小屋(25分)→尾根上の小ピーク(25分)→ボッカ返し(95分)→樺段(40分)→中電基準点(40分)→椹島
赤石岳避難小屋からは南アルプスの絶景はもちろん、富士山の眺めも素晴らしい場所。バスの最終時間(14時)も気になるので、美しい朝陽に染まる山々を見るためにも早起きしましょう。急勾配箇所も出てくるので慎重に。九十九折の登山道をひたすら下って椹島にゴールです!
聖岳も一緒に!3泊4日の長距離コース
最高点の標高: 3091 m
最低点の標高: 1133 m
累積標高(上り): 6562 m
累積標高(下り): -6562 m
- 【体力レベル】★★★★★
- 3泊4日
- コースタイム:24時間45分
- 【技術的難易度】★★★★☆
- ・岩場、雪渓を安定して通過できる技術が必要
・ルートファインディングの技術が必要
聖岳登山口から、聖岳、兎岳を経て赤石岳に登り、椹島に下山する馬蹄形のコースをご紹介します。南アルプス南部の山深さや景色をたっぷり感じ取れる贅沢なコースです。
1日目(聖岳登山口~聖平小屋)7時間 / 10km
椹島(50分)→聖沢登山口(45分)→出会所小屋跡(50分)→聖沢吊橋(70分)→造林小屋跡(55分)→乗越(65分)→岩頭滝見台(40分)→せせらぎ(45分)→聖平小屋(1泊)
スタートは椹島から林道を歩いて聖岳登山口に向かいます。
登山道に入ると、吊橋が数回出てきますが、どれもしっかり整備されていますので安心です。苔に覆われた南アルプス南部ならではの樹林帯歩きが続きます。
初日は聖平小屋に宿泊します。まずは名物ウェルカムフルーツポンチで疲れを癒しましょう。広くて快適なテント場があり、シーズン中はにぎわいます。
2日目(聖平小屋~百間洞山の家)7時間55分 / 8.1km
聖平小屋(35分)→薊畑(60分)→小聖岳(80分)→前聖岳(70分)→聖兎のコル(65分)→兎岳(45分)→小兎岳(55分)→中盛丸山(15分)→百間洞下降点(50分)→百間洞山の家(1泊)
聖平小屋を出たら木道を抜けて、聖平から稜線に出て聖岳に向かいます。最後はガレ場なので落石に注意しましょう。
聖岳山頂に到着。南アルプスでは最南端の3,000m峰で、百名山にも選定されています。
聖岳山頂からからは、谷の向こうにこれから向かう赤石岳の堂々とした姿を見ることができます。もちろん富士山もばっちり。
兎岳へ向かいます。聖岳の下りは赤い色の岩場を下りますが、落石要注意の場所なので気をつけて歩きましょう。
兎岳から小兎岳、中盛丸山は、標高差のある登り返しが多くてきつい場所。ですが、南アルプスの雄大さを感じられる素晴らしい眺めの登山道なので、頑張れるでしょう。今日は百間洞山の家に宿泊します。
3日目(百間洞山の家~赤石小屋)6時間5分 / 6.9km
百間洞山の家(80分)→百間平(50分)→大斜面下コル(80分)→赤石岳(20分)→椹島下降点(50分)→砲台型休憩所(50分)→富士見平(35分)→赤石小屋(1泊)
百間洞山の家からスタートです。赤石岳は見えていますが、なかなか近づかず意外と遠くに感じます。名前の通り平らに広い場所で、ところどころにお花畑があります。
赤石岳へ向かう稜線は気持ちの良い尾根歩き。ガレていますが、危険個所はありません。
赤石岳に3日目にしてやっと到着です。初日から見えていたのに、赤石沢を回りこむので遠かったですね。
赤石岳山頂からは、歩いてきた聖岳もしっかり見えます。振り返って来た道を見ることができるのはなんとも感慨深いものです。
椹島下降点の分岐から下り、赤石小屋に宿泊します。体力と時間に余裕があれば椹島まで下山することも可能ですが、バスの最終は14時なので注意です。
4日目(赤石小屋~椹島)3時間45分 / 5km
赤石小屋(25分)→尾根上の小ピーク(25分)→ボッカ返し(95分)→樺段(40分)→中電基準点(40分)→椹島
最終日はコースタイムが短いので、早起きでなくても十分バスに間に合います。急勾配の樹林帯歩きが続きます。後半は疲れが溜まっているので、足元にさらに注意しましょう。ひたすら下って椹島にゴールです!バスの時間までゆっくり過ごしましょう。
赤石岳周辺の山小屋情報
椹島ロッジ

【小屋情報】
特徴:南アルプス南部の登山基地。広く気持ちの良い場所に、ロッヂの他、レストハウスや白旗史郎写真記念館があります。
住所:静岡県静岡市 葵区田代鳥森1301-2
電話番号:0547-46-4717((株)特種東海フォレスト 観光チーム)
営業期間:4月末~11月上旬
収容人数:180名
利用料金(夏期):1泊2食9,000円 / 素泊り4,500(別棟、寝具別) / テント1,000円
千枚小屋

【小屋情報】
特徴:千枚岳の南側斜面のお花畑に囲まれた場所に建つ。小屋の正面は富士山の展望。
住所:静岡県静岡市葵区田代
電話番号:0547-46-4717((株)特種東海フォレスト 観光チーム)
営業期間:7月初旬~10月初旬
収容人数:100名
利用料金:1泊2食 9,000 円 / 素泊り5,500 円 / テント1人600 円
中岳避難小屋

【小屋情報】
特徴:荒川三山の中岳頂上直下の稜線に建つ。夏期のみ管理人常駐で営業。
住所:静岡県静岡市 葵区田代
電話番号:0547-46-4717((株)特種東海フォレスト 観光チーム)
営業期間:7月初旬~9月30日
収容人数:20名
利用料金:素泊り5,500 円 /寝具500円 /テント場なし
荒川小屋

【小屋情報】
特徴:千枚岳と赤石岳の中間に建つ。南アルプス南部の100名山に囲まれた雄大なロケーション
住所:静岡県静岡市葵区田代
電話番号:0547-46-4717((株)特種東海フォレスト 観光チーム)
営業期間:7月上旬~10月上旬
収容人数:100名
利用料金:1泊2食9,000円 / 素泊り5,500円 / テント600円
赤石岳避難小屋

【小屋情報】
特徴:赤石岳の頂上直下に建つ。南アルプス随一の標高で展望抜群。10名以上で小屋宿泊の場合は事前連絡が必要です。※7/7~7/13は1名から要予約
住所:静岡県静岡市葵区田代
電話番号:0547-46-4717((株)特種東海フォレスト 観光チーム)
営業期間:7月中旬~9月30日
収容人数:30名
利用料金:素泊り5,500 円 /寝具500円 /テント場なし
聖平小屋

【小屋情報】
特徴:聖岳の南側、周囲をシラビソに囲まれた草原の中に建つ。ウェルカムフルーツポンチが人気。
住所:静岡県静岡市葵区田代
電話番号:054-260-2377(井川ビジターセンター)
営業期間:7月中旬~9月中旬
収容人数:120名
利用料金:1泊2食8,500円 / 素泊り5,500円(寝具持参は1000円引き) / テント700円
百間洞山の家

【小屋情報】
特徴:百間洞の源頭部に建つ。名物は夕食の巨大なわらじトンカツ。
住所:静岡県静岡市葵区田代
電話番号:0547-46-4717((株)特種東海フォレスト 観光チーム)
営業期間:7月中旬~9月中旬
収容人数:60名
利用料金:1泊2食9,000円 / 素泊り6,000円 / テント600円
椹島へのアクセス・駐車場情報
畑薙第一ダムバス停
4月26日~7月15日の間は畑薙第一ダム左岸の駐車場が利用でき、東海フォレスト送迎バスの発着場所となっています。
送迎バスは、東海フォレスト運営の椹島ロッジ、山小屋、避難小屋のいずれか1カ所以上に宿泊する人を対象に無料で運行しているもので、テント泊の場合は利用できません。乗車時に宿泊利用券(3,000円)を購入し、宿泊代の一部として利用します。帰りのバスには、宿泊施設の領収書を提示しないと乗ることはできません。
- ●車の場合(東京から)
新静岡IC(新東名高速道路)- 県道27号線-県道189号線-県道60号線-畑薙第一ダムバス停
●公共機関の場合
JR静岡駅-しずてつジャストライン 路線バス「南アルプス登山線」-畑薙第一ダム
(※しずてつジャストラインの運行期間は7/14~8/26、事前予約制です。他の期間はタクシーを利用しましょう。) - 静鉄バス 南アルプス登山線JR静岡駅(東海道本線)-JR金谷(大井川鉄道本線)-井川駅
井川駅より井川地区自主運行バスで白樺荘、そこから井川観光協会登山者送迎バスで畑薙第一ダム
(※登山者送迎バスの運行期間は7/14~9/25、井川観光協会が運営する茶臼小屋、聖平小屋、横窪沢小屋に宿泊する人のみ利用できます。) - 井川情報ステーション【駐車場情報】
住所:静岡県静岡市葵区田代大草利1131-2(畑薙第一ダム左岸)
駐車台数:40台
夏期臨時駐車場(臨時駐車場バス停)
7/中旬~10/上旬の登山シーズンのみ、臨時駐車場を利用でき、送迎バスの発着もこの駐車場から行われます。
【駐車場情報】
住所:静岡県静岡市葵区田代大草利1131-2(畑薙第一ダム約1.6km下流)
電話番号:0547-46-4717((株)特種東海フォレスト 観光チーム)
駐車台数:約150~200台
赤石岳の雄大さがすごい!

赤石岳に登ると南アルプス南部の魅力にはまることは間違いなし!アクセスはしにくいのですが、その分山深く、山そのものがとてつもなく大きいので、まるで山に包まれているような感覚に。ぜひ赤石岳の懐の深さに触れてみてください。
【登山時の注意点】
・登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山してください。(足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。)
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんでください。