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沖縄の山|青い海が見られる絶景登山!ココでしか出会えない貴重な動植物も(3ページ目)

安和岳(アワダケ)

安和岳(432m)は日本で唯一の円錐カルスト地形が見渡せる山で、地元では本部アルプスと呼ばれています。山頂からは、美しい海や名護湾が眼下に広がり、晴れていれば伊江島の風力発電や水納島も見ることができます。カルスト地形の石灰岩が尖っているため、登山の際にはグローブや軍手等があると安心です。

三角山

出典:ヤマレコ/satoshi7604 (三角山からの眺望)

今回は安和岳と三角山も一緒に回るコースを紹介します。まず、勝山公民館の先のシークワーサー畑の道を進み、やがて涸れた沢を登ります。分岐を示す標識を安和岳方面へと向かい、滑りやすい箇所もある斜面を登っていくと名護湾の眺めが美しい安和岳山頂へと至ります。安和岳からは尾根筋を降りて三角山へ向かいます。三角山からは、嘉津宇岳への眺望が広がります。
登山口→沢奥分岐点→安和岳→三角山→登山口(約5時間30分)

【アクセス】 
沖縄自動車道・許田IC下車ー国道58号

《沖縄・離島》でおすすめの山 5選

沖縄周辺にはいくつもの離島があり、それぞれの島ごとの特徴をもった魅力的な山々がたくさん。次はそんな沖縄の離島にある山を、島の魅力とともに5つ紹介します。

【西表島】古見岳(コミダケ)

西表島

出典:PIXTA(西表島のマングローブ)

【西表島ってどんな島?】
西表島は島全体の90%が亜熱帯の原生林で、島そのものが西表石垣国立公園に該当します。ジャングルとマングローブ林が島を覆い日本最後の秘境の島とも言われ高い人気を誇ります。イリオモテヤマネコなどの希少な動植物も生息し、沖縄の他の離島とはまた違った雰囲気を味わうことができます。

【古見岳ってどんな山?】
西表島最高峰である古見岳は標高こそ469.5mですが、亜熱帯の原生林がうっそうと茂る沖縄屈指の上級者向けの山といえます。山頂に至るまでに何度も渡渉し整備されていないジャングルのような森の中を進みます。登りごたえ抜群ですが遭難者が多いためガイドツアーへの参加を推奨しています。

ユツン川

出典:PIXTA

ユツン河口からスタートし、ユツンの滝までは踏み跡のある登山道を進みます。滝から先は藪漕ぎなどが必要な個所もあり、沢の渡渉も多く滑りやすい急登が続きます。頂上からは黒島や新城島などの島々の絶景が広がり、運がよければ波照間島まで見渡すことができます。なお、ヒルが出るので長袖長ズボン必須です。ムカデのような見た目の節足動物・ヤスデが多くいる場所もあるため、安易に木につかまったり腰を下ろしたりしないよう注意しましょう。

ユツン河口→ユツンの滝→古見岳→ユツンの滝→ユツン河口(約7時間30分)

古見岳ツアー

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