こんな野鳥や動物たちにも出会える
尾瀬は植物だけでなく、鳥類をはじめとする動物の宝庫でもあります。森や山、湿地のそれぞれで、都会ではなかなか体験できない美しい鳴き声を聞き、可愛らしい姿を目にできるのも尾瀬の魅力。ただし、今年は特にクマの目撃情報が多いので、念のためクマ対策の鈴を忘れずに(尾瀬に生息するツキノワグマは滅多なことでは人を襲いませんが、注意は必要です)。
イワツバメ
山小屋のあたりに生息することが多いですが、今年は特に尾瀬ヶ原の至仏山荘にいくつもの巣をつくって飛び回っています。巣を中心に山荘の周りを飛び回るたくさんの可愛らしい姿を眺めながら、ひと休みするのがおすすめですよ。
シジュウカラ
森に生息する鳥類の代表選手。仲間に危険を知らせるときには「ピーッ、ピ」、集合の合図は「ジジジジジ」などなど、いくつかの鳴き声を使い分けるので、鳴き方をじっくり聞き分けてみるのも楽しいですよ。
マガモ
尾瀬ヶ原に点在する小沼や尾瀬沼では、緑色の頭と黄色のクチバシが特徴のマガモがたくさん見られます。水浴びしたり餌を探したりする可愛らしい姿に、ホッと癒されちゃいます。
※他にも、シカやウグイス、カッコウやカルガモなど、たくさんの動物たちが生息しています。
今が見ごろの尾瀬に、遊びにきて!
残雪の白と新緑のコントラストに彩られた2000m級の山々に抱かれ、ミズバショウが満開の尾瀬を散策できるのはこの時期だけ。山小屋に泊まって早朝に散歩すると、運が良ければ尾瀬では「白虹」(はっこう)と呼ばれる、白い虹に出会えるかもしれませんよ。