[ハードシェル]
登山使用歴:約2年(強風、雨、吹雪、雪山あり)
価格:約¥68,000
特徴:
・防水性
・防風
・透湿性
・軽量
・耐久性
[ソフトシェル]
登山使用歴:約2年(無雪期のみ、強風、小雨あり)
価格:約¥28,000
特徴:
・耐候性
・通気性
・速乾性
・軽量
・コンパクト
[ブロックテックパーカ]
登山使用歴:なし(街歩き3~4日のみ、雨の日経験なし)
軽さ NO.1 は……
軽さ1位はブロックテックパーカー! ソフトシェルより約30g、ハードシェルよりも約60g軽量でした。価格ももちろん圧倒的NO.1! ハードシェルと桁がひとつ違います……。
ストレッチ性 NO.1は……
ソフトシェルに軍配があがりました! ブロックテックパーカも高いストレッチ性を持っていますが、すばやく動くための高度なストレッチ機能を搭載したクライミング向けソフトシェルには及ばず。
耐久性NO.1は……
ハードシェルは引っ張っても伸びずストレッチ性はありませんが、その分タフさを感じられる生地感。耐久性の強いゴアテックス®プロが採用され、どんな場面でも頼りになります。ブロックテックパーカは耐久性能は備えていないので、岩などで擦れたら生地が傷ついてしまうかも!?
撥水・防水 NO.1は……
袖に水をかけて実験! ぷりぷりの大きな雫が乗り、各々が撥水力を見せつけています。このまま1時間放置してみたところ……
おっと! 3者とも譲らず、雫の変化は見られません。まさかの同率1位か!? では、内側を見てみましょう。
ハードシェル、全く変化なし!
ソフトシェル、変化なし! 触ってみると、なんとなく他の場所より冷たい感じがしましたが、濡れてはいませんでした。
ブロックテックパーカー、水が染み込みました……。このくらいの浸透なら一瞬で乾きましたが、長時間の強い雨に打たれたらどうなるのか、気になるところ。実際に雨の日に調査が必要そうです。ということで、妥当な結果ですが撥水・防水性はゴアテックス®のハードシェルが1番でした。
編集部員Oが気になる点がもう1つ……
横から見た表情で、2者に大きく異なる部分があるのが分かりますか? そうです、ブロックテックパーカはフードが浅いんです。ハードシェルの方は、ヘルメット着用時にもフードをかぶれるようになっているため、帽子の上や中に着た服のフードの上からでもかぶることができます。顔周りをしっかりカバーできて安心。
それに慣れているからでしょうか、ブロックテックパーカのフードは心もとない感じがしてしまうんです。あえてのミニマルなデザインのようなので、すっきりとしたフードが好みの方には良いかもしれません。
ブロックテックパーカを山で試してみた!
さぁ、いよいよ山で試すときがきました! 雨の日の街での着用感についてもご紹介します。