山岳マンガの金字塔! 『岳』の主人公“三歩”が歩いた山はここだ!(3ページ目)

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穂高岳に次いで登場回数が多いのが、常念岳や槍ヶ岳。『岳』の中でも、勇ましく雄大な風景が印象的だったのではないでしょうか。そんな名峰以外にも『岳』では頻出の山があるんです。さぁ、どこの山でしょうか?

槍・穂高縦走コースのあの山も登場!

中岳

<中岳(3,084m)>
中岳は槍ヶ岳から南側に伸びる稜線上にあり大喰岳と南岳の間の一峰です。南東側斜面にある雪渓は「雲表のオアシス」とも呼ばれ、夏季には水場となることもあります。

2巻では冬の中岳で雪崩が発生! 三歩も救助へ向かいます。

南岳

<南岳(3,033m)>
長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる南岳。その南岳直下には、槍ヶ岳・穂高岳への眺望が良い南岳小屋があります。他の北アルプスの山々に見劣りしない、壮大な景観が素晴らしい山です。

7巻では三歩とザック(アメリカで三歩がリーダーを務めていたレスキューチームに所属)が救助のために南岳を猛ダッシュ!

国内屈指の難易度を誇るあの場所も登場!

<大キレット>
北穂高岳と南岳を結ぶ大キレットは、一般ルートの中では日本最難関とも言われています。高度感のある急峻な岩稜地帯が続きエスケープルートもありません。初心者はこのルートでの登山は控えましょう。

『岳』では4巻と9巻で滑落遭難が発生しています。

▼槍ヶ岳についてはこちら

▼常念岳についてはこちら

表銀座・裏銀座コースのあの山も登場!

燕岳から西岳、槍ヶ岳と続く「表銀座コース」と、槍ヶ岳から野口五郎岳方面へと続く「裏銀座コース」。いずれもロングトレイルを楽しめる人気縦走コースです。この2つのコースで訪れることのできる山も『岳』に登場しています。

西岳

<西岳(2,758m)>
長野県松本市と大町市にまたがる北アルプスの表銀座にある西岳。北アルプス表銀座縦走の際には通過地点となることが多い山です。13巻では、西岳水俣乗越での救助活動を終えた三歩がテントに戻るとそこには……!

▼燕岳についてはこちら

▼水晶岳についてはこちら

まだまだ登場する山がいっぱい!

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