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【いつも登山は雨!?】“雨男”とか“晴れ女”、あれって本当なの?(2ページ目)

雨男って、つまりどういうこと?考えられる2つのケース

では、実際に何をもって『雨男』とするのか。色々と調べてみた結果、2つのケースが出てきました。

①思い込みと確証バイアス

思い込み 確証バイアス

出典:PIXTA

まず自分が出かける日に限って雨が続くと「自分は雨男だ」と思い込んでしまいます。一度思い込んでしまうと、人間は『その仮説が正しい』という情報ばかりを集めてしまう確証バイアスによって“自分が山へ行くと雨が降ったこと”ばかりが記憶に残り、「俺は間違いなく雨男だ!」という確証を自ら作り上げてしまうのです。

日本 雨が多い

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そもそも日本は雨が多い国です。年間でおよそ117日も雨が降っているそう。単純に考えると、3日に1回は雨ってことです。それって結構な高確率だと思いませんか? それが「自分は雨男だ」と思い込むキッカケになっているかもしれません。でも実は、たまたま雨が続くことって十分あり得ることなのです!

晴れ男晴れ女

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逆に晴れ男・晴れ女も同じ原理といえます。要は確率の問題。統計学では10万回おなじ事象を繰り返してやっとAとBが同じ回数になると言われています。だから人によっては「5回連続晴れた」という状況に遭遇することも十分にあり得るのです!

▼雨男・雨女を科学的に診断してくれるアプリが登場!

②守護霊説

龍

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もう1つはスピリチュアルな話になりますが、雨男雨女には「龍神様」がついている…という説もあります。龍神様とは、古来より中国で乾いた土地に雨をもたらす神聖な者とされていたそうです。日本でも遠い昔、豊作を願うべく龍神様にお祈りをしていたみたいですよ。

“雨女”は日本の妖怪だった!

現代では、出かけると必ず雨が降ってしまう雨男・雨女という概念がありますが、実は昔、「雨女」という妖怪がいたんです。産んだばかりの我が子を雨の日に神隠しで失った女性が雨女になった…という説があるそうです。

ちょっと待て! 雨の山だって捨てたもんじゃないぞ

「また雨か~」と肩を落とすのはまだ早い!雨の日だって捨てたもんじゃないですよ。雨だからこその特典をゲットできちゃうのは雨男雨女のメリット!

緑がきれい!

雨と緑

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雨に濡れると、水分をもらった草木は緑が濃く見えてとっても綺麗。雨の雫をまとった山の木々たちがいつもより美しく見える~!晴れの日とは違う雰囲気を味わうことができますよ。

空いてる!

山 雨 すいてる

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天気が崩れるとわかれば、登山をしぶしぶキャンセルする…という人も少なくありません。そのため、雨の日の山は空いていることが多いのです。しっとり落ち着いた雨の山で、静かに山の恵みを感じてみませんか?

でも、やっぱり“雨男”って言われたくない!

とは言ってみたものの、「本当はやっぱり晴れの登山に越したことはない!」というのが本音。悩んでいる皆さん、雨男雨女を卒業するためにできる3つの方法をご紹介します。天気を味方につけて、次こそは晴天の山行を目指しましょう!

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