苗場山秡川新道コース(新潟・長野)
関越道湯沢インターから30分ほどでアクセス可能な秡川登山口から登るルートです。山頂までの標高差があまりないため、初級者でも登りやすいコースとなっており、山頂付近の美しい湿地帯が広がり高山植物の群落を見渡しながら散策することができます。
日向山~鞍掛山コース(山梨)
「ん?雪…?」と思いきや、日向山山頂付近に広がるのは花崗岩が削られてできた白砂。そこからさらに隣の鞍掛山まで足を延ばす8時間半のコースです。鞍掛山山頂まではハードな急坂が続きますが、山頂からは迫力満点の甲斐駒ヶ岳を望むことができます。
白山 砂防新道ルート・平瀬道ルート(石川・岐阜・福井・富山)
石川県側から登る砂防新道ルートは、数多くある白山登山ルートの中で最も登り時間が短いコース。コースタイムは7時間40分。他のコースに比べると眺望は乏しいですが、ブナの樹林帯の中を歩きながら自然を満喫できます。急登が少なく登りやすいです。
砂防新道ルートの他に岐阜県側から登る平瀬道ルートもあります。こちらは登山道がよく整備されていて、木道もあるので初心者でも安心のコースです。様々な植物や景色を楽しみながら山歩きできるのが魅力のルートです。
燕岳 中房温泉ルート(長野)
北アルプスの入門コースとして有名な中房温泉から合戦尾根を登るコースです。登山道は整備されてますが、合戦尾根は「北アルプス三大急登」のひとつ。途中でバテてしまわないようペース配分が重要です。山頂付近では花崗岩でできたユニークな形をした岩を見ることができます。
【番外編】“8時間”を語る上で外せないコースが礼文島にある!
最後にご紹介するのは北海道の最北に浮かぶ離島、礼文島。別名「花の浮島」と呼ばれ、約300種類の高山植物を楽しむことができます。日常を忘れさせてくれる絶景を見に行きませんか?