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コースタイム 8時間

【中上級者向け】まるっと1日みっちり歩く! 『コースタイム8時間』集めました

「今回はサクッと登ろう!」「次回はガッツリ山を歩きたい!」気分によって行き先やコースを決める時、1つの目安となる“コースタイム”。今回は、中上級者向けの『コースタイムが8時間』のコースを、関東周辺・中部地方の2つにわけて集めてみました。8時間っていったい、どれくらいの時間なの?という疑問についてもあわせて見ていきましょう。1日みっちり山歩きを楽しみたい方、参考にしてみてくださいね。

目次

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朝から夕方まで、みっちり山を歩きたい!

山深い山脈

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“山国”と言われている日本だからこそ、その山の深さも千差万別。小高い丘のような山もあれば、高く険しい山もあります。それゆえに、私たちが行く山やコースを選ぶ時も「今回は友だちとロープウェイで、サクっとハイキングして帰ってこよう」「遠征してガッツリ登るぞ!」など選択肢は豊富です。

1日まるまる使って山を歩きたい

樹林帯 登山者

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「日帰りでみっちり登山がしたい!」「休みを1日まるまる使って山を歩きたい!」こんな要望を持つ方は意外に多いのではないでしょうか? では、この「1日まるまる」とはいったいどれくらい? 今回は、この基準を『コースタイム8時間』とします。

8時間ってどれくらい?

時計

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一般的には、8時間ものコースタイムは『上級者向け』と言われます。例えば、関東の登山者に馴染みの深い高尾山の王道コース・1号路で、往復約3時間です。朝8時に出発すれば、下山は16時。もちろんこのコースタイムに休憩は含みません。
例えば仕事をイメージしてみましょう。9時に出社して17時に退社する、その間ずっと山にいて歩き続ける体力が必要というわけです。つまり〈8時間〉とは、個人の体力度や登山道の状況にも左右されますが、『日帰りか宿泊かを判断するライン』と考える場合も多いのではないでしょうか。

“コースタイム”に惑わされないことも大事

コースタイムが同じ8時間でも、斜度や休憩できるスペースは山によって異なります。さらに、出だしは良くても疲労が溜まるにつれ、後半はペースダウンする事もあります。このコースタイムというものには、そうした体力の状況や休憩の考えは含まれていません。あくまで『1日活動を続ける』という意味での“目安”の8時間ですので、自身の体力をしっかりと理解した上で参考にしてみてください。

【関東周辺】近場でがっつり!コースタイム8時間の山

まずご紹介するのは比較的短時間でアクセス可能な関東地方の山々。休日を利用して手軽に山を堪能することができます。

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