『避難小屋』は謎がいっぱい!
登山の途中で見かける『避難小屋』。開いていたり閉鎖されていたり、中に人がいたりいなかったり、「あれはいったい何なのだろう?」と思ったことがある人も少なくないのでは? 山小屋ともまた違う不思議な佇まい。今日は、そんな『避難小屋』についての疑問を解決しちゃいましょう!
『避難小屋』は、大きく分けて2種類ある!
避難小屋は、いったいどのような目的で存在するのでしょうか? まずは避難小屋について知ってから、使い方をみていきましょう。
避難小屋は、悪天候やケガなどで本来の計画通りに随行できないなどの不測の事態から登山者を守るための施設です。多くは県や市町村が国や県の補助を受けて建設したもので、有志の寄付や市町村だけで建設されたものもあります。
避難小屋には、緊急時以外使用不可の避難小屋と、自由に使用できる避難小屋があります。地域によって使用条件はさまざまなので、事前の確認が必須!
■緊急時以外使用不可・・・ケガや体調不良、天災などの非常時や悪天候の際の一時避難などのみ使用できる
■自由に使用可・・・山域によっては、テントでの野営は自然にダメージを与えてしまうため、自然保護の観点で泊まれる避難小屋もある