見どころ①標高2400mからの眺め!

富士山スカイラインの周遊区間はあまり景色が見えませんが、登山区間は眼下に遠くまで広がる素晴らしい景色が見られます。終点の富士宮口五合目からは麓の富士宮市や御殿場市が見渡せ、天候が良く空気が澄んでいれば駿河湾も見ることができます。さらに夜になると街の明かりが星のようにきらめき、美しい夜景が見渡せますよ!
見どころ②見上げれば日本一の山、富士山!

二合目分岐から少し御殿場市方面へ行った場所にある「水ヶ塚公園」(標高1,450m)からは富士山の美しい山容や宝永火口を眼前に捉えることができます。宝永火口は富士山の中腹にあるもう一つの火口で、江戸時代の宝永4(1707)年に大噴火した際に生まれた火口です。山頂の火口よりも大きく、ダイナミックな富士山の息吹を肌で感じることができます。
富士山だからこそ!ここでしか見られない景色を堪能

富士山スカイラインの見どころはまだまだたくさんあります。季節や気象条件などによって必ずしもいつでも見られるわけではありませんが、富士山だからこその景色が楽しめるんです!ここではそんなとっておきの景色について紹介します。
富士山と紅葉のコラボレーション!

富士山スカイラインは紅葉スポットでもあります。スカイラインと一口に言っても標高差があるので、山麓と高所では植生が異なって色付く時期も違ってきます。基本的に標高の高いところは麓よりも早く秋を迎えるので、高いところから順に色付いていきます。富士宮口五合目あたりは9月の終わりには色付きはじめ、10月上旬~下旬に見頃を迎えます。麓に近い二合目辺りは10月中旬~11月上旬が見頃で、長期間富士山の紅葉が楽しめますよ!
見られたら超ラッキー!早朝の雲海

低い高度で雲が発生し、上空に暖かく乾燥した空気の層ができて空気の天井が形成されれば雲海が生まれます。特に夜明け前から早朝にかけて、山間部や盆地で発生しやすい傾向にあります。そして、展望ポイントが雲海となる雲よりも高い位置にあれば、広がる雲の海を見渡せます。特に富士山五合目地点は2,400mと標高が高いことから雲海に出会える確率も高く、条件が整えば美しい雲海を見ることができるんです!
春は桜の名所に!

富士山スカイラインでは毎年4月下旬から5月上旬にかけてソメイヨシノや山桜など1000本近い桜が満開を迎えます。市街地よりも少し時期が遅めですね。特に、二合目分岐から富士宮市側へ少し行ったところにある西臼塚駐車場(標高1,240m)からは富士山が良く見え、この時期には桜と富士山をダブルで楽しめるんですよ!ベンチやテーブルもあるので、お昼を用意してピクニック気分で訪れるのも良いですね。
ドライブのついでに寄りたい!人気スポット

富士山スカイラインは全長が30kmを超すので、道中さまざまなスポットがあります。ここでは、ドライブのついでに是非合わせて立ち寄りたい人気のスポットについて紹介します。