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「登山」にも色々ある!? 奥が深い、いろんなカタチの”山遊び”(2ページ目)

出典:PIXTA

さらに一般登山は、スタイルもさまざまです。

ハイキング
風景などを楽しみ、山や自然の中を歩くこと。必ずしも山頂を目指すわけではありません。プロセスとして山頂を踏むこともあります。「トレッキング」も基本的に同じ意味合いですが、ハイキングの方が比較的ライト。

 

ピークハント
その名の通り、ピーク(山頂)を踏むスタイル。山の登頂を目指す形です。登山といえば一般的に頂上を目指す人が多いので、このスタイルが多いのではないでしょうか。

 

ピストン山行
山頂へ行って帰ってくること。行きと帰りの道が同じスタイルです。電車やバスで山へ行くなら、登り始めてから別の場所へ抜けることもできますが、車で登山口へ向かう人は、このタイプが多いかも。

 

縦走
稜線伝いに歩いて山から山へ向かうスタイル。いくつもピークを踏めるのが魅力です。「長期縦走」という言葉があるように、道のりやかかる日数が長いのが一般的です。
雪の稜線
出典:PIXTA

「別に頂上を目指さなくても、ただ山にいるのが好き」
「長い時間山にいたいから縦走ばっかり!」

など、みなさんそれぞれ好きな登山の形があるかと思います。さらに、ここに「雪があるか、ないか」が加わってくると、より山の楽しみ方は広がっていくのです。

山の国・ニッポン! いろんな山の遊びかた

山岳地帯
出典:PIXTA(立山)

日本は、国土の7割が「山地」と「丘陵地」と言われています(※1)。さらに、山の数はなんと1万5千以上(※2)! まさに『山の国』の名に相応しい国に私たちは住んでいます。

※1/参考:一般社団法人国土技術研究センター「国土を知る/意外と知らない日本の国土」 ※2/参考:日本山岳会「とけるかな?山のクイズ」

そのため、山の遊び方にも様々なスタイルが存在しています。

バリエーションルート

ジャンダルム
出典:PIXTA

バリエーションルートとは、その名の通り「一般登山道ではないルート」のこと。つまり、上級者向けの登攀が困難なルートを用いて登頂を目指します。読図技術、ルートファインディング能力が必須。しかし一般登山道に比べ人が少なく、静かに山を楽しめるのが魅力です。

ヤブ漕ぎ

ヤブ漕ぎをする男女
出典:PIXTA

その名の通り、笹や雑草が生い茂った野山の道なき道を、かき分けながら進んでいくこと。少しマニアックですが、人が入らない場所へ入るため緊急時に対応できる能力が必要な上級者向けアクティビティです。

フリークライミング

ボルダリングする人
出典:PIXTA

山の中にある岩を登るアクティビティ。岩は元々ある自然な形状のまま登るのがマナーです。10~15mほどの岩を、支点を確保しながらロープを用いて登ったり、3~4mほどの巨石は体ひとつで登ったりします。山の頂上は目指さず、この「岩登り」自体が目的のアクティビティです。

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