泊まらないと分からない、本当の山小屋
観光地にあるホテルや旅館と比べると、山小屋の設備は必要最低限であり、とっても質素。これから登山をはじめようと思っている方や山小屋に泊まったことがない方は、あまり良いイメージが沸かないかもしれません。でも、山小屋泊を経験された方は、山小屋の魅力をきっと知っているはず!
そう、本当の『山小屋』は、実際に泊まってこそ分かるものなんです!
山小屋はまさに、“砂漠のオアシス”のような存在
山小屋にたどり着くまでには、当たり前ですが山を登ってきているわけです。山行がつらければつらいほど、寒さの厳しい日なんかはもう、山小屋が見えたときの安堵感といったらありません。
相部屋だろうが、狭かろうが、雑魚寝だろうが、布団が薄かろうが、泊まれるだけで十分!室内で眠れるということがこんなに幸せなことなのだと、山小屋は気づかせてくれます。
山小屋はまさに“ほっこり”できる場所
「○○小屋」「○○山荘」「○○ヒュッテ」など山小屋の名称はさまざま。オーナーによって外・内装や食事、山小屋オリジナルグッズにも個性が光ります。

そんな山小屋は、山小屋のスタッフや登山者同士の交流もでき、人のあたたかさや思いやりを感じられる場所。
山小屋のスタッフは登山道の整備などもしてくださっており、登山者が安心して登山をできるのは、山小屋のスタッフのおかげでもあるのです。