日本人によるヒマラヤ登山史の礎、ナンダ・コートへ!
中国やインドやネパールなど5つの国にまたがる世界の天井・ヒマラヤ山脈。日本人はもとより、長い歴史の中でも世界中の登山家をひきつけてやみません。日本人による初のヒマラヤの山への登頂は今から約80年前。立教大学と大阪毎日新聞社の記者を含む登山隊によって標高6861mのインドの聖峰、ナンダ・コートに登頂したのが最初といわれています。隊員たちは登頂の証に立教大学の校旗、日章旗、そして、毎日新聞社旗を山頂に埋めたのだとか。
しかし、輝かしい当時の登頂の記録は二・二六事件の発生や第二次世界大戦の報道に押しやられ、大きく注目されることはありませんでした。時は流れて2016年、初の登頂から80年たったある日、当時のナンダ・コート登山隊だったメンバーの生家から当時のテントなどの装備品が見つかり再び注目されることに。
これをきっかけにして再びナンダコートの山頂を目指す登山隊が結成されました。今回は登頂だけでなく、山頂に埋まっている3つの旗の捜索が目的。壮大な「大人の宝探し」が始まります!
約80年ぶりに挑むヒマラヤへの挑戦!12月16日に放送決定!
今回通るルートは初登頂時とは別で過去に1パーティしか登頂に成功していないという難ルート。約80年前と同じ10月5日の登頂を目指して出発しました。しかし、アクセスするだけでも大変なナンダ・コート。果たして無事に登頂することはできるのでしょうか?