日本三大奇橋②錦帯橋(山口)
次は、まさに芸術的で、特徴的な外観をした山口県にある錦帯橋です。
1本も釘を使わない、まさに芸術の橋

錦帯橋は、山口県岩国市を流れる錦川に架けられた橋で、大きさは全長193.3m、幅5m、石積みの柱を橋脚としてアーチ状の橋を5つ繋げた構造となっており、組木の技術を使うことで釘を1本も使わずに作り上げられているのが特徴です。

歴史は古く、中国杭州の西湖にある、島伝いに架けられた6連アーチ橋を参考に、岩国藩主吉川広嘉によって1673年に創建されました。翌年、錦川の洪水によって流されてしまうものの、改良と修復が行われ、以後定期的に橋の架け替え工事を行って、250年以上も流されることなくその姿を保っていました。
1950年の洪水で再び流されたものの、1953年には再建され、2001年には架け替え工事が、2005年には部分的に損壊した橋を修復し、今日に至っています。

錦帯橋は桜の名所としても有名で、日本さくら名所100選に選定されています。春には桜の彩りが加わった錦帯橋を見ることができ、他の季節とは違う表情に魅せられます。

秋には紅葉谷公園や城山など錦帯橋周辺が紅葉で彩られます。四季によって様々な表情を見せる錦帯橋は、多くの人の目を惹きつけて止みません。
鵜飼や花火などイベント満載

毎年鮎漁が解禁となる夏の夜には、錦帯橋の袂にて、昔ながらの漁法や出で立ちを再現した形で鵜飼が行われ、期間限定で屋形舟に乗って観賞することもできます。

毎年4月29日には「錦帯橋まつり」が開催されます。吉川藩の参勤交代を模した大名行列が錦帯橋を渡る様子も見られ、まるでタイムスリップして創建当時の姿を見ているかのように感じられます。

8月の第1土曜日には錦帯橋周辺で「錦川水の祭典」が開催されます。祭典の見所は花火大会で、約6000発近い花火が打ち上げられます。打ち上げられた大輪の花火を背景に見る錦帯橋は格別ですよ!
他にも、毎年元日1月1日には錦帯橋下河原で「岩国藩鉄砲隊の初放し」という火縄銃の射撃演武が行われます。

このように、錦帯橋では年間を通して様々なイベントが行われています。
岩国城までハイキングがおすすめ!

錦帯橋の周辺には公園や資料館、春には桜が満開になる桜並木、岩国城などがあり、合わせて訪れたいスポットが盛り沢山!時間に余裕があるなら、是非錦帯橋から岩国城へ向けて歩いてみて下さい。

岩国城は標高約200mの城山に建っており、麓からロープウェイも運行しています。もちろん、麓から歩いて登ることもでき、道もよく整備されているので、歩ける格好であれば十分登っていけますよ!

岩国城の天守閣からは吉香公園や城下町、錦帯橋など岩国市内をはじめ、遠くは宮島など瀬戸内海の島々までも一望できます。
岩国城ロープウエー
- 住所
山口県岩国市横山2丁目6-51(岩国城ロープウエー 山麓駅) - 問い合わせ先
0827-41-1477(錦川鉄道株式会社 岩国管理所) - 料金
大人往復560円(片道330円) - 運行時間
9:00〜17:00(15分おきに発車) - 所要時間
3分
錦帯橋へのアクセス
- 住所
山口県岩国市今津町一丁目14番51号 - 入橋料
大人310円、小学生150円
※錦帯橋入橋券/ロープウェー(往復)/岩国城がセットになったセット券は、大人970円、小学生460円。 - 営業時間
8:00~17:00 ※観光シーズン18:00まで、夏季19:00まで。 - 問い合わせ先
0827-29-5107(岩国市錦帯橋課) - アクセス
公共交通機関:JR山陽本線「岩国」駅で、いわくにバスの岩国駅~錦帯橋・新岩国駅方面行に乗車、約20分
車:山陽自動車道「岩国」ICから車で7分
