食事やおみやげも忘れずに!
猿橋を見た後は、猿橋の袂にある蕎麦屋でおいしい食事はいかが?目の前に猿橋がある「大黒屋」は、打立ての自家製麺で作った蕎麦やうどん、山梨県を中心とした地域で作られる郷土料理「ほうとう」がいただけるお店です。また、ここへ来た記念にお土産も忘れずに見て行きましょう。日本酒やワイン、伝統製法で作られる名物「猿橋まんじゅう」など、おすすめのお店をピックアップしました。
大黒屋
住所:山梨県大月市猿橋町猿橋55番地
電話番号:0554-22-1626
酒の大布屋
住所:大月市猿橋町猿橋184-7
電話番号:0554-22-0507
長谷部酒店
住所:大月市猿橋町猿橋200
電話番号:0554-22-0548
幡野屋
住所:大月市猿橋町猿橋200
電話番号:0554-22-0996
ここから近い山は?
猿橋の近くには富士山の眺望が素晴らしい山々があります。猿橋のすぐ北にある百蔵山は、秀麗富嶽十二景に選ばれているほどに優れた景観が楽しめます。難易度も低く、初心者でも気軽に登れますよ。その隣にある扇山の山頂からの眺望も素晴らしいので、歩きごたえが欲しい人は百蔵山から縦走するのも良いですね。百蔵山から西へ川を挟んだところにある岩殿山も、低山ですが登山口から歩いて数分で大展望が広がるのでおすすめです。
【猿橋へのアクセス】
住所:山梨県大月市猿橋町猿橋
問い合わせ先:0554-22-2942(大月市観光協会)
アクセス
公共交通機関:JR中央線「猿橋」駅下車、徒歩15分
車:中央自動車道「大月」IC―国道20号東へ15分/中央自動車道「上野原」IC―国道20号西へ30分
日本三大奇橋②錦帯橋(山口)
次は、まさに芸術的で、特徴的な外観をした山口県にある錦帯橋です。
1本も釘を使わない、まさに芸術の橋
錦帯橋は、山口県岩国市を流れる錦川に架けられた橋で、大きさは全長193.3m、幅5m、石積みの柱を橋脚としてアーチ状の橋を5つ繋げた構造となっており、組木の技術を使うことで釘を1本も使わずに作り上げられているのが特徴です。
歴史は古く、中国杭州の西湖にある、島伝いに架けられた6連アーチ橋を参考に、岩国藩主吉川広嘉によって1673年に創建されました。翌年、錦川の洪水によって流されてしまうものの、改良と修復が行われ、以後定期的に橋の架け替え工事を行って、250年以上も流されることなくその姿を保っていました。1950年の洪水で再び流されたものの、1953年には再建され、2001年には架け替え工事が、2005年には部分的に損壊した橋を修復し、今日に至っています。
錦帯橋は桜の名所としても有名で、日本さくら名所100選に選定されています。春には桜の彩りが加わった錦帯橋を見ることができ、他の季節とは違う表情に魅せられます。
秋には紅葉谷公園や城山など錦帯橋周辺が紅葉で彩られます。四季によって様々な表情を見せる錦帯橋は、多くの人の目を惹きつけて止みません。
鵜飼や花火などイベント満載
毎年鮎漁が解禁となる夏の夜には、錦帯橋の袂にて、昔ながらの漁法や出で立ちを再現した形で鵜飼が行われ、期間限定で屋形舟に乗って観賞することもできます。
毎年4月29日には「錦帯橋まつり」が開催されます。吉川藩の参勤交代を模した大名行列が錦帯橋を渡る様子も見られ、まるでタイムスリップして創建当時の姿を見ているかのように感じられます。
8月の第1土曜日には錦帯橋周辺で「錦川水の祭典」が開催されます。祭典の見所は花火大会で、約6000発近い花火が打ち上げられます。打ち上げられた大輪の花火を背景に見る錦帯橋は格別ですよ!
他にも、毎年元日1月1日には錦帯橋下河原で「岩国藩鉄砲隊の初放し」という火縄銃の射撃演武が行われます。
このように、錦帯橋では年間を通して様々なイベントが行われています。