テントを買いたいけど、どうやって選んだらいいの?
アウトドアアクティビティが好きな人なら、一つは持っておきたいテント。でも、様々なテントが売られているので何を選んだらいいか迷ってしまいますよね。
例えばキャンプ用のテントと登山用のテントでは、サイズや重量など大きく違います。自分がテントを使うシーンを決めて選ぶことが大切。
ここでは、キャンプ用、ツーリング用、登山用、海や運動会と分けてテントの選び方とおすすめテントをご紹介します!
登山用テントの選び方とおすすめモデル
登山用のテントはツーリング用同様軽量でコンパクトなことが重要です。長時間テントを背負って歩いても、できるだけ負担をなくすため、各メーカー軽量化に取り組んでいます。また、山の上は風が強く吹くことも多いため、風に強い形状であることも重要になります。
登山用テントの選び方
ツーリングテント同様、軽量でコンパクトであること、自立式、ダブルウォールのものをお勧めします。
また、登山用のテントを購入するとき、もう一つ大事なのは「どの季節に使うか」。3シーズンのものが一番凡庸性が高く、さらに冬山でも使用したい場合は別売りのオプションと組み合わせて使用できるものが便利です。
登山用おすすめテント5選
アライテント エアライズ1
登山者に大人気のテントです。一人でも簡単に設営できるように設計されており、フライシートで靴や荷物を置くスペースも作れます。超軽量ながら耐久性にも優れているので長く使えます。
モンベル ステラリッジテント1型
登山用の入門テントにおすすめのテントです。オートセットアップ・スリーブエンドを搭載しており、素早い設営ができます。軽量ながら、悪天候にも耐えられるスペック。オプションと併用すれば、どんな環境でも使用できます。
ニーモ タニLS 1P
山岳テントのベストセラーモデル。フライシートのみで設営できるので、雨天時にも濡れずにテントが張れる画期的なシステム。ベンチレーションはジッパー式なので、換気をするときも閉めるときも便利。耐風性も高い仕様。
モンベル ステラリッジテント2型
モンベル ステラリッジテントの2人用です。
ザ・ノース・フェイス トーラス2
2人で寝てもゆとりのあるテントです。フルメッシュ構造で、テント内の結露を抑える仕様。左右に出入り口があり、2人で使っても使いやすく設計されています。
キャンプ初心者 テントの選び方とおすすめモデル
コテージキャンプを卒業して、テントでキャンプをしたい!でも、テント初心者だと何を基準にして選べばよいのかわかりませんよね。キャンプ用のテントにも様々な種類があるので、入門にぴったりのものを選ぶポイントを押さえておきましょう。これで自分のキャンプスタイルに合ったテントを選べます!
選び方のポイント①テントのタイプ
テントのタイプにはドーム・2ルーム・ティピーの3タイプがあります。それぞれの特徴についてご紹介します。
【ドーム型テント】
ドーム型テントはポールをアーチ状にして空間を作る形のもので、一番よく目にするテントです。なんといっても設営が簡単なので初めてのテントに最適。風に強く、どの方向から風が吹いても大丈夫。中の空間も広く使えます。軽くてコンパクトに収納できるものが多いのも嬉しいところ。
【2ルーム型テント】
2ルームテントは、寝室とリビングルームが一体となった形のテントです。寝室とリビングがつながっているので、雨の日でも濡れずに快適に過ごせます。テントとタープを別々に設営する必要がないので、手間が省けます。
【ティピー型テント】
ティピー型のテントは円錐状のとんがり屋根のテントです。ポールを1本立てるだけなので、設営がとても簡単。他の2つのタイプに比べて高さがあるので、中で立つこともできます。デザインも可愛いものが多く、たくさんテントがあるサイトでも迷子になりにくいかも!
テントの設営に慣れていない方は、最初の購入はドーム型テントがおすすめ。わずかな時間で少人数でも設営ができます。設営に慣れてきたら、違うタイプのテントにチャレンジしてみるのも楽しいでしょう。
選び方のポイント②何人用を使うか
次は、何人用のテントを購入するのかを決めましょう。使う人数+1名分のテントを選ぶと、スペースがゆったり取れて快適。どのテントも床面積と高さが記載されているので、スペックを確認してどのくらいの広さなのかイメージしておくといいでしょう。コンパクトに持ち歩きたい人は使う人数のサイズでOK。
家族が多い場合は、2ルーム型テントがぴったりです。荷物をリビングにおけるので、寝室が広く使えます。テント内の高さが気になる人は、ティピー型が快適に過ごせます。
選び方のポイント③耐水性
アウトドアでは急な天候の変化に対応できることも大事。テントのフライシートの耐水圧もチェックしておきましょう。耐水圧1,500㎜以上のものがおすすめです。数値が低いものは、長時間雨が降った場合、水がテント内にしみこんできてしまう可能性があります。
2人~3人用おすすめテント3選
【ドーム型】
コールマン タフドーム/240
ゆったりとくつろげる広さの2人用テントです。1人でも簡単に設営できる仕様なので、テント入門にぴったり。メインポールはアルミ製で、軽量かつ風に強いのが特徴。
スノーピーク アメニティドームS
初心者でも組み立てやすいスノーピークのアメニティドーム。ポールごとに色分けされており、初心者でも簡単に設営できます。耐久性を追及した設計のため背が低くコンパクトに見えますが、中は広く快適に過ごせます。
【ティピー型】
ロゴス ナバホ Tepee 300
簡単に設営できるワンポールテント。ロゴスを代表するナバホ柄がおしゃれで女子キャンパーにも人気。テント・マット・グランドシート・フラッグがセットになっていて便利です。
ファミリー用おすすめテント5選
【ドーム型】
コールマン タフドーム/2725
家族3人で寝てもゆったりと過ごせる広さのテントです。1人で設営できるアシスト付きなので、家族で分担してキャンプの準備が進められます。強風が吹いても安心のアルミ製メインポール。
スノーピーク アメニティドームM
大人2人、子ども3人が寝られるサイズのテント。キャンプ初心者に人気で、ベストセラーモデルです。耐久性も高く、長く使える使用です。
【2ルーム型】
ロゴス パネルスクリーンドゥーブル XL
4人でもゆったり寝られる、寝室とリビングが一体化した2ルームテントです。パネルルーフシステムにより空間が広く取れ、大人数でも居心地よく過ごせます。車と連結することも可能。
コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウス
タープとテントの一体型で、設営が短時間で行えます。3面オープン可能で開放的に使用できます。屋根にはベンチレーションもついており、結露を防いでくれます。
【ティピー型】
ロゴス ナバホ Tepee 400
ナバホ柄ティピーテントの大型モデルです。ポール1本でらくらく組み立てられます。キャンプでもフェスでも目立つこと間違いなしです。
ツーリング用テントの選び方とおすすめモデル
キャンプ用のテントの選び方とツーリング用のテントの選び方は大きく異なります。ツーリングにテントを持っていく場合、大事なのは軽量であること。車と違って積める重さに限界があるので、なるべく軽くてコンパクトに収納できるものを選びましょう。
選び方のポイント①軽量&コンパクト
一番大事なのは軽量でコンパクトなこと。バイクによっても違いますが、2~4㎏ほどのものを選ぶのがおすすめ。バイクのどこに積むかも大事ですので、収納サイズもチェックして選びましょう。
選び方のポイント②自立式か非自立式か
自立式のテントは名前通りポールのみで設営できるテントのこと。非自立式はそのままだと倒れてしまうので、ロープを張って設営します。非自立式はペグを打つ地面を選びます。必ずしもペグが打てる場所でテントを張るわけではないツーリングでは、自立式を選ぶ方が無難です。
選び方のポイント③シングルウォールかダブルウォールか
シングルウォールはテント内と外に幕が1枚、ダブルウォールは2枚あるものを指します。シングルウォールは幕が1枚なので軽量なのが魅力ですが、前室は作れません。その点ダブルウォールは前室が作れ、靴や荷物を置くことができるので寝室も広く使え便利です。ダブルウォールの方が使い勝手がいいでしょう。
ツーリング用おすすめテント5選
ノースイーグル ツーリングドームライト
軽くて丈夫なツーリングテントです。約38㎝に収納することができます。ダブルウォールでベンチレーションも配置されており、空気の入れ替えもスムーズで快適に過ごせます。お値段もお手頃。
ダンロップ ツーリングテント VS-10
長く愛されている日本製のテント。速乾性が高く、すぐ乾くので使用後も重くなりません。吊り下げ式で設営も簡単、風にも強く破損にしくい構造になっています。
ドッペルギャンガーアウトドア ライダーズワンタッチテント
なんとペットボトル2本サイズに収納できるテントです。バイクへも積みやすく、バックパックに入れても運びやすいサイズ。ワンタッチで設営できるので初心者でも大丈夫。
キャプテンスタッグ リベロ ツーリングテント 2人用
軽量な2人用テントです。荷物を置けるスペースを前後に配置しており、寝室が広く使えます。紫外線95%カットで夏でも快適に過ごせます。お値段もお手頃。
モンベル ムーンライトテント2型
モンベルのテントの中でも定番の人気モデル。月明りの中でも設営できることからこの名前がついたとか。高い防水性とともに通気性も良く、雨の日でも快適に過ごせます。コンパクトですが広々と使える設計。
海・運動会に使えるテント
ポップアップタイプとワンタッチタイプは手軽に使えておすすめです。ぱっと瞬時に設営できて、撤収も簡単に完了。コンパクトに持ち歩けるので、運動会やビーチ、公園など場所を選ばず使えます。そんなテントの選び方をご紹介します。
海・運動会用テントの選び方
選び方その①ポップアップかワンタッチか
ポップアップはバネが入っており、ケースから取り出すと同時に開いて設営できます。ワンタッチは傘を開くように引っ張って設営します。どちらも設営が簡単で、女性でも気軽に使用できます。
選び方その②サンシェードタイプかフルクローズタイプか
サンシェードタイプは入口が開いており、日陰として公園やピクニックで使用しやすいもの。フルクローズは入口を閉めることができるので、ビーチなど着替えが必要な場面で活躍します。使うシーンに合わせて選びましょう。
選び方その③組立時、収納時のサイズ
何人で使うかによってサイズを決めましょう。床面積と高さ両方をチェックすることが大切。持ち運ぶことが多そうなら、収納サイズも確認して選ぶと失敗がありません。
おすすめポップアップテント6選
【サンシェード】
ロゴス ROSY ポップアップサンシェード
袋から出して広げるだけで設営完了。出入り口が広く作られているので、大人でも出入りが楽にできます。明るいイエローも可愛いサンシェードです。
ビジョンピークス ポップアップUVサンシェード
開くだけの簡単設営。UPF50+なので、しっかり紫外線をカットしてくれます。運動会や海でもおすすめ。耐水圧600㎜で、少しの雨なら防げます。
山善 ミスティアイランド ワンタッチサンシェードUV
余裕で寝ころべるゆとりがあるサンシェードです。UVカット機能付き、外側には砂袋用ポケットもついており、ビーチでもしっかりと固定できます。キャリーバックに入れてコンパクトに持ち歩けます。
【フルクローズ】
FIELDOOR ポップアップテント フルクローズ 200㎝
ジッパーで簡単に入口を閉めることができ、着替えに便利なテントです。ペグが6本ついており、地面にしっかり固定すれば風のある時でも安心です。UVカット加工、耐水加工もされており優秀。
山善 キャンパーズコレクション ワンタッチキャビンシェード フルクローズ
遮熱性の高い「COOL TOP」を採用しており、夏でも涼しく過ごせます。前後にスクリーンがついており、開ければ開放的に、フルクローズなら着替えも可。キャリーバックをクッションとして使えます。
ケシュア 2 SECONDS XL FRESH&BLACK
2秒で設営!広げるだけのポップアップテントです。「FRESH&BLACK」という素材を使用しており、太陽熱を反射、夜は暗さをもたらしてくれます。両サイドにベンチレーションがあり、空気の循環もスムーズ。
おすすめワンタッチテント3選
【サンシェード】
キャプテンスタッグ クイックサンシェルター
トップについているループを引き上げるだけで立ち上がり設営完了です。メッシュ素材が使われており、通気性良く過ごしやすいのも嬉しい。フルクローズもできます。
ワンタッチテント サンシェード QC-FS200
15秒で設営完了!紐を引っ張るだけで簡単に立てられます。大きめのシェードがしっかり日差しをさえぎってくれ、夏でも涼しく過ごせます。長方形のシートでファミリーで使いやすいデザイン。
【フルクローズ】
ロゴス Q-TOP フルシェード 200
30秒で設営できる「Q-TOP」システム採用。引っ張るだけで簡単です。フルクローズになるので、着替えもでき海でも大活躍。UVカット加工もされており紫外線を遮ってくれます。
タープやマットもあわせてほしい
テントと一緒にタープやマットもそろえたい!という方はこちらの記事をチェックしてみてください!
タープのおすすめは?
テントマットのおすすめは?
自分のキャンプスタイルをイメージして好きなテントを選ぼう!
欲しいテントは見つかりましたか?使うシーンによって、重視したい機能も様々。ポイントを押さえて、どこでも快適に過ごせるテントを選びましょう!アウトドアがもっと楽しくなるはずです!