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自然と文化を全身で感じる。日本にある“登れる”世界遺産4選(2ページ目)

①屋久島

屋久島

屋久島は1993年、白神山地とともに、日本で初めて世界遺産に登録されました。屋久島が世界遺産に登録された理由としては、以下の三つが挙げられます。

①日本の自然景観の重要な要素で、固有植物であるスギ(屋久杉)のすぐれた生育。

②各地で急激に減少している照葉樹林が原生状態で残されている。

③東アジアの南から北の植物へと、垂直分布として変化する植生。

屋久島の見どころは?

宮之浦岳

屋久島、といえば、縄文杉と苔むす森を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。縄文杉やヤクスギランドをめぐるコース、白谷雲水峡から苔むす森、絶景の太鼓岩に至るコース、九州地方最高峰で日本百名山の宮之浦岳(1936m)への登山ルートなど、見どころ満載のトレッキングコースがいくつもあり、運が良ければ、屋久島の固有種であるヤクシカに出会えるかも?

②白神山地

白神山地

白神山地には、「人の影響をほとんど受けていない天然ブナ林が世界最大級の規模で分布」しているとして、1993年、屋久島と同時に、日本で初めての世界自然遺産に登録されました。世界遺産地域は中央部の核心地域と周辺の緩衝地域に分かれ、これらの地域は登録以後、開発は行われておらず、現状のまま保護されることになっています。

白神山地の見どころは?

マザーツリー

白神山地には、天狗岳、小岳、二ッ森、白神岳などの眺望の良い場所があり、これらに加え、太夫峰、高倉森、櫛石山、真瀬岳には、核心地域付近に入ることが可能な登山道が整備されています。また、バスや車でアクセスできる津軽峠には樹齢400年の巨木「マザーツリー」があり、津軽峠から高倉森への登山道や白神の森・遊山道なども見どころとなっています。

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