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「北アルプス三大急登」特集!名峰が集まるエリアならではの憧れルートとは?(3ページ目)

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、山小屋営業ならびに交通状況などに変更が生じている可能性があります。
山小屋や行政・関連機関が発信する最新情報を入手したうえで登山計画を立て、安全登山をしましょう。

③早月尾根(剱岳)

早月尾根から見る剱岳
出典:PIXTA(早月尾根から見る剱岳頂上方面)

3つ目は剱岳へ向かう早月尾根

剱岳は「岩と雪の殿堂」と言われている、多くの登山者の憧れの山。急峻な岩稜地帯を行く険しい登山ルートは、経験を積んだ登山者のみが挑戦できます。

もっとも一般的なのは室堂から頂上へ向かうルートですが、馬場島から入るこの早月尾根、登山口と頂上の標高差はなんと驚きの2,238m!

早月川

出典:PIXTA

登山口の標高は703m。馬場島までは写真の早月川沿いに進みます。遠くに見えるのは剱岳です。標高差でルートのきつさを判断する場合、1,000mが1つの基準としやすい数字ですが、その倍以上。とにかく急登なことが伺えます。

早月尾根の岩場

出典:PIXTA

写真のような、急峻な岩稜地帯が続きます。「カニのハサミ」など難所が登場しますので、しっかりとした装備と技術を持って臨んでください。

剱岳山頂から見た早月尾根

出典:PIXTA

剱岳頂上から見た早月尾根は、まさに壮観!ここを登ってきたのかと思うと、きっと胸にこみ上げてくるものがあるでしょう。

辛い登りを乗り越えた後の達成感!

燕岳の登山者
出典:PIXTA

北アルプスを代表する3つの急登ルート。みなさんは登ったことはありますか?多くの名峰が集まるこのエリアだからこそ、「三大急登」と呼ばれるルートが存在するのですね。また、辛い急登の先にある達成感は何にも代えがたいものがあります。1度のみならず2度3度、挑戦してみたくなる山たちです!

【登山時の注意点】
・しっかりとした登山装備と充分なトレーニングをしたうえで入山して下さい。足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんで下さい。

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