1914年にスウェーデンで創業したホグロフスは今年で103年目を迎える老舗アウトドアメーカーです。北欧らしいシンプルでスタイリッシュなデザインと極寒でも耐えうる機能性を両立した今年の秋冬アイテムから、気になるアイテムをまとめてご紹介します。
伝統的なデザインを踏襲したバックパック
ホグロフスが創業したスウェーデンの町を名前に冠したデイパック「TORSÅNG(トーソン)」(写真左上)は、創業100周年を記念して製作されたバックパック「RYUGGSĀCK N:o1」のをより現代的にアレンジしたモデルです。15インチのラップトップが入る仕様になっており、山だけでなく、タウンユースでの使い勝手もよさそうです。また、写真右下の「KATLA RT 30(カトラ)」は横断幕や仮設テントの生地にも使われる耐久性・防水性に優れたターポリンという素材を使用。今年のモデルはロールトップ仕様になりサイズを用途に合わせて調整できるのに加え、センターフロントのファスナー仕様により、荷物へのアクセスが容易になっているのもポイントです。
こちらはニューモデルではありませんが、変わり種のザックも発見!ハンティング専用にデザインされたザック「COMBI(コンビ)」は背負子のように背中にパイプが入っており、休憩するときは椅子に変身!安定感のあるフレームで激しい動きにもしっかりと追従し、42Lと容量も十分です。底部には耐水性の補強もされているので、日帰り登山でも活躍しそうです。
ダウンの保温性と化繊の機能性を手に入れたジャケット
ダウンのデメリットでもある水濡れに弱い特徴を克服したこちらの「ESSENS MIMIC HOOD MEN(エッセンス・ミミック・フード・メン)」。昨年の登場から人気で、”真似をする”という意味の”ミミック”という言葉は、中綿の工夫からきたもの。通常であれば羽毛を詰めるところ、ダウンをまねた独自のボール状の化繊中綿を封入することで、ダウンの保温性と化繊の水抜けの良さを両立しています。