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五竜岳

五竜岳|北アルプスの日本百名山!ゴンドラ利用で登りやすい、1泊2日の週末稜線歩き

北アルプスの名峰・五竜岳は登山者憧れのひとつ。この記事では往復ルートはもちろん、人気の唐松岳との縦走ルートの詳細を紹介。登山口へのアクセスや山小屋情報も掲載しています。下山後の温泉情報もあり、これを読めば五竜岳登山の概要を知ることができますよ!

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目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

五竜岳ってどんな山?

五竜岳の遠景
出典:PIXTA
標高山頂所在地山域最高気温(6月‐8月)最低気温(6月‐8月)
2,814m富山県黒部市宇奈月町船見明日音澤北アルプス北部14.9℃1.1℃
参考:ヤマレコ

五竜岳は日本百名山のひとつで、飛騨山脈(北アルプス)後立山連峰にある標高2,814 mの山です。山体は富山県黒部市と長野県大町市にまたがっており、山頂部は富山県側に位置しています。鹿島槍ヶ岳と並んで、後立山連峰の主要峰のひとつとされています。

五竜岳山頂から望む絶景

五竜岳頂上からのパノラマ眺望
出典:PIXTA

標高2,814mの山頂からは、鹿島槍ヶ岳とアルプスの山並を望むことができ、目の前には美しく壮大なスケールの絶景が広がります。また、ここまで来た稜線の道も確認することができるので、より達成感を味わうことができます。

多様なコースで、初級者から上級者まで楽しめる!

五竜岳登山に向かう人
出典:PIXTA

五竜岳の登山は長時間のものが多く、基本的には1泊2日を目安とした登山行程となります。そのため、初級者の方は他の低山での経験を積んだ上でチャレンジすることをおすすめします。

また、五竜岳には往復ピストン以外にもいくつかコースがあります。中でも八方尾根から唐松岳、五竜岳、遠見尾根へと抜けていく縦走コースは1泊2日を想定し、登山経験者・上級者にも満足のいくボリューム満点のコースをとることができます。

▼縦走ルートはこちらもどうぞ

五竜岳の天気と地図をチェック

五竜岳は標高が3000m近くあります。事前に天気をしっかり確認したうえで、天候の変化に備え、万全の準備をして登山に臨みましょう!

五竜岳のふもと(白馬村)の10日間天気

日付10月09日
(木)
10月10日
(金)
10月11日
10月12日
10月13日
(月)
10月14日
(火)
10月15日
(水)
10月16日
(木)
10月17日
(金)
10月18日
天気晴時々曇
晴時々曇
曇時々晴
曇時々晴
曇一時雨
曇一時雨
曇
曇
曇
曇時々雨
曇時々雨
雨時々曇
雨時々曇
曇
曇時々晴
曇時々晴
気温
(℃)
22
15
21
10
17
12
23
16
17
14
19
13
18
15
19
15
22
13
19
11
降水
確率
30307040304090904040

五竜岳の登山指数

日付10月09日
(木)
10月10日
(金)
10月11日
10月12日
10月13日
(月)
10月14日
(火)
登山
指数
A A C C C A
登山指数の留意点

登山をするための快適さを、山頂や山麓の気象条件から、気象学的知見を用いて登山指数A~Cで表現をしています。降水量、風速、雲量などを総合的に考慮し、気象条件を独自計算したものです。
ただし、以下のリスクは含まれておりません。

  • 雷の発生の可能性
  • 前日の天気による道のぬかるみ
  • 局地的大雨
  • 土砂災害の発生の可能性
  • 雪崩の発生の可能性
  • 噴火の可能性
  • 積雪の有無
  • 濃霧
  • 低温または高温
  • 虫やヒルなどの発生状況

山の天気は大きく変わりやすいため、登山指数はあくまで目安としてご利用頂き、最新の気象データや天気図、各登山道情報をご確認ください。
なお、本情報に基づいた行為において発生したいかなる人物の負傷・死亡、所有物の損失・損害に対する全ての求償の責は負いかねます。ご了承下さい。

五竜岳周辺の山と高原地図

遠見尾根往復ルート|初級者でも登りやすい、1泊2日の基本コース

合計距離: 16.51 km
最高点の標高: 2772 m
最低点の標高: 1517 m
累積標高(上り): 2473 m
累積標高(下り): -2473 m
 
【体力レベル】★★★★☆
1泊2日
コースタイム:11時間30分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★★☆☆
・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
ルート概要(1泊2日)
【1日目】アルプス平駅(20分)→地蔵ノ頭(90分)→小遠見山(110分)→大遠見山(120分)→五竜山荘(泊)
【2日目】五竜山荘(60分)→分岐(3分)→五竜岳(2分)→分岐(40分)→五竜山荘(80分)→大遠見山(90分)→小遠見山(60分)→地蔵ノ頭(15分)→アルプス平駅

ロープウェイを使って標高を一気に稼ぐルートです。危険箇所も少なく歩きやすい道が多いため、登山経験のある初級者以上であれば、安心して登山できます。

【1日目】アルプス平~五竜山荘

出典:PIXTA

まずはロープウェイで標高1,500mまで一気に稼ぎましょう。日帰りで登る人もいますが、登山時間やテレキャビンの運行時間を考慮すると、コースタイムがシビアになります。そのため、基本的には1泊2日の登山計画がおすすめです。

地蔵ケルン
出典:PIXTA

内部に鐘と風切地蔵が祀られている地蔵ケルン。360度の眺望があるビュースポットです。

小遠山山頂
出典:PIXTA

ここからは延々と長い「遠見尾根」を歩きますが、途中で素晴らしい展望があるので楽しみながら登れますよ。

五竜山荘の夜
出典:PIXTA

五竜山荘着。テント場もあります。ここから山頂は往復2時間ほどです。

【2日目】山頂~下山

出典:PIXTA

五竜岳山頂!心行くまで絶景を楽しんだあとは、来た道を慎重に下山です。

アルプス平
出典:PIXTA

アルプス平には白馬五竜高山植物園があります。コマクサの群生や幻の青いケシなど多くの高山植物を無料で楽しめる人気のスポットです。

白馬五竜テレキャビン

白馬五竜テレキャビン
出典:PIXTA

所要時間8分で登山開始場所のアルプス平駅に到着します。事前に営業時間・期間、運行期間をしっかり確認しておきましょう。

電話:0261-75-2101
営業期間:6月上旬~10月下旬
営業時間:8:15~16:00(通常運転)、日によって早朝運転・特別早朝運転あり
料金:[往復] 大人2,600円(ピーク期|3,000円)、子供1,500円(通常期)

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