谷川岳 幻の氷柱登攀

二度と撮れない!谷川岳・幻の氷柱登攀映像は世界初公開!

2022/11/11 更新

谷川岳の幕岩Cフェースにできる、”幻の氷柱”をご存知ですが?2017年2月27日、初登攀から実に33年ぶり2回目の登攀に成功しました。今回は世界初公開となる、マウンテンワークスによるシーラカンス登攀映像、そして登攀者の独占インタビューを公開!

アイキャッチ画像提供:マウンテンワークス(写真は、トレーニング中の賀門尚士さん。シーラカンスではありません。)

厳しい環境の中、ドローンを飛ばして捉えた登攀映像は、世界初公開!

滅多にない当たり年となった今年の冬の谷川岳。33年前に登攀されて以来、第2登がされていなかった幻の氷柱「シーラカンス」へ2017年2月27日、賀門尚士さんと成田賢二さんが登攀成功しました。
初登者”宮崎秀夫”さんの貴重なコメントも収録された本動画。まるで日本とは思えない迫力ある映像は高度な技術と経験を持つ屈指のクライマー、そして山という極めて厳しい環境の中、ドローンやゴープロの高い撮影技術を持つマウンテンワークス協力の元、奇跡の記録に成功しました。

今年の谷川岳は当たり年だった。遂に現れた”幻の氷柱シーラカンス”

みなさんご存知の通り、谷川岳は総勢800名以上の死者がでている通称・魔の山

谷川岳が魔の山と恐れられるのは、一つの山での死亡事故者数が、世界一で800人を超えるところからきています。事故の多くは、バリエーションルートのある一ノ倉沢や幽ノ沢で起こっています。一方一般コースである天神尾根は、ロープウェイもあり、初心者でも安心して登れる美しいエリアです。夏には花々が登山者を楽しませてくれます。

その複雑な地形と気候が、冬になると幻の氷柱を生み出す

谷川岳 地形図
提供:YAMAP

シーラカンスは谷川岳南面、オジカ沢の幕岩にかかる氷柱です。初登攀されたのは、1984年3月で、宮崎秀夫氏・松本正城氏によってなされました。今から33年も前のことになります。それから意欲あるクライマーに注目されてきました。しかしなかなか氷柱が形成されない為、「幻の氷柱」と呼ばれるようになったのです。

1 / 2ページ