シナノのトレッキングポールを一挙紹介!日本メーカーならではの開発力に注目

2022/08/30 更新

今や登山での必需品となったトレッキングポール。数あるメーカーの中で、日本のトレッキングポールメーカーの代表といえば「シナノ(SINANO)」。“日本製なので安心”、“日本人にフィット”するなど、多くのユーザーから高い評価を得ています。本記事では製品の特徴と、選び方、トレッキング向け全ラインナップを紹介します。

目次

アイキャッチ画像提供:Facebook/シナノ

100年以上の歴史を持つ日本のポールメーカー「シナノ」

株式会社シナノ看板

「株式会社シナノ(SINANO)」は、100年以上の歴史を持つ日本・長野のポールメーカー。スキーポールから始まり、トレッキングポールやトレランポール、ウォーキングポールなど、あらゆるポールを製造している老舗で、日本人の体格や日本の山岳シーン()の特性を踏まえた開発力が特徴の1つです。

※日本の山岳シーン=低山でもアップダウンがあるような起伏に富んだ環境

環境にも、使う人にも優しいモノづくり

抜けにくい先ゴム

山でトレッキングポールを使う場合、登山道や植生保護のため先ゴム(または、石突プロテクター)を使用するのが基本です。しかし、この先ゴムは不意に外れることがあり、プラスチックゴミとなってしまうことも。そこで、シナノはストッパーが付いた「落ちにくい先ゴム」を開発。自然環境に優しいモノづくりを実践しています。

伸縮できるポール

また、すべてのトレッキングポールは長さが調節できるという特徴もあり、多くの人の様々なシーンにフィットするようになっています。体格に合った長さに調整できるうえ、登りと下りで長さを変えるなど最適な状態で使えるので、いつでも快適かつ安全に使用できます。

なお、トレランポールやバックカントリー用のポールは、軽量化のために調節できないものもあるので、登山やハイキングで使うなら、トレッキング向けに作られたポールから選ぶようにしましょう。

シナノのトレッキングポール全5モデルの選び方

シナノのトレッキングポールは全5モデル(2022年7月時点)。使う人やシーンに合わせ、最適なポールを選ぶことができます。

シーンに応じてタイプを選ぼう

起伏があり不安定な道を歩く登山や、ロングトレイルで使うなら、グリップの形状がI字型で、2本1組で使う「ダブル・タイプ」の4モデル。

平坦な道や安定した道を歩くようなハイキングで使うなら、T字・I字の2通りの握り方ができて、1本で使う「ステッキ・タイプ」のモデルがおすすめです。

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ダブルタイプタイトル
FAST カーボンW
FAST A/S
フォールダーTWIST
ロングトレイル
ステッキタイプタイトル
3YS-HSS 2W
作成:筆者(提供:シナノ)

そもそものトレッキングポールの選び方から知りたい!という人は、まずはこちらの記事をチェックしてみてください。

ここからは、「ダブル・タイプ」→「ステッキ・タイプ」の順番に特徴やモデルを紹介します。

今すぐに「ステッキ・タイプ」を見たい人はココをクリック

登山やロングトレイル向けの「ダブル・タイプ」

ダブルタイプ

「ダブル・タイプ」は、2本のトレッキングポールを使うため、前に進む推進力が高まり、不安定な場所でバランスが取りやすいのが特徴。登山や長い距離を歩くロングトレイルにはこのタイプがおすすめです。

シナノの「ダブル・タイプ」4モデルに共通する特徴

① 長さ調節がしやすく、弱い力でも扱いやすい「レバーロック」採用

レバーロック

提供:シナノ

レバーを開閉するだけで、素早く簡単に長さ調節が可能なレバーロックを採用。弱い力で開け閉めできるうえ、無段階で自分好みの長さに調節できます。

② グリップが長く、段差でも握りやすい

アンダーグリップを握るイメージ

提供:シナノ

段差や急登を登る時、長いポールだと腕が伸び切ってしまい、ポールをうまくコントロールできない場合があります。長さを調節すればいいのですがちょっと面倒。そんな時は、グリップの下を握り、ポールを短く持つ方法があります。シナノのポールにはグリップの下にアンダーグリップが付いているので、握りやすく便利です。

③ すべてのモデルにサイズ展開があり、体格に合った長さが選べる
商品名についている「115」「125」などの数字は、ポールを伸ばしたときの最長の長さ(cm)です。一般的に、身長×0.63±5cmの長さのポールが適していると言われているので、自分の身長に合ったサイズを選ぶと◎。自分の体格に合った最適な長さを選ぶことで、使い勝手がよく、安全に使用することができます。

その他、ダブル・タイプのすべてのモデルに別売りのスノーバスケットが装着可能なので雪山でも使うことができます。

握りやすさを追求!快適に歩きたい人に向けた高性能モデル|FAST カーボンW

カーボンの最大の特徴は“軽さ”です。しかし、FAST カーボンWは軽いだけではなく、上段に超軽量アルミ、中下段により軽いカーボンを採用。これににより重心が中心より上になり、軽い力でコントロールできます。ロングトレイルなど長い距離をサクサクと歩きたい人におすすめ。

使用サイズ90〜115cm
収納サイズ55cm
重量約216g(1本)
身長目安約126-167cm
最大耐荷重38.7kgf
税込価格20,350円

使用サイズ105〜130cm
収納サイズ60cm
重量約228g(1本)
身長目安約147-189cm
最大耐荷重31.1kgf
税込価格 20,350円

衝撃を吸収して手首の負荷を軽減!アンチショックシステム搭載モデル|FAST A/S

ポールが地面を突いた時に手首に伝わる衝撃を和らげる機構がアンチショックシステム。そのアンチショックを搭載し、登山時の身体への負担を和らげるモデルです。なるべく手首の負荷を減らして歩きたい人に。

使用サイズ95-115cm
収納サイズ62cm
重量約250g(1本)
身長目安約134-167cm
最大耐荷重40.0kgf
税込価格15,400円

使用サイズ110-125cm
収納サイズ66cm
重量約260g(1本)
身長目安約141-181cm
最大耐荷重34.3kgf
税込価格15,400円

折り畳み式で持ち運びやすい!軽量・コンパクトなモデル|フォールダーTWIST

コンパクト収納が魅力の折り畳み式。しかもカーボンなので超軽量。組み立て分解はすべてワンタッチ。ボタンを押すなどの強い力が必要なことはなく、力が弱い人でも安心して使えます。なるべく小さく収納して持ち運びたいならこれです。

使用サイズ95-110cm
収納サイズ36cm
重量約214g(1本)
身長目安約134-159cm
最大耐荷重55.9kgf
税込価格22,550円

使用サイズ100-115cm
収納サイズ36cm
重量約228g(1本)
身長目安約141-167cm
最大耐荷重49.6kgf
税込価格22,550円

使用サイズ110-125cm
収納サイズ37cm
重量約230g(1本)
身長目安約155-181cm
最大耐荷重43.1kgf
税込価格22,550円

まずは試してみたい人におすすめ!リーズナブルなスタンダードモデル|ロングトレイル

特殊な素材や機能などを省いた、スタンダードなモデル。リーズナブルでありながら、シナノの高い品質は同じ。登山やトレッキングで使うには十分なポールです。扱いやすく丈夫なアルミ製で、トレッキングポール初心者におすすめ。

使用サイズ90-115cm
収納サイズ55cm
重量約240g(1本)
身長目安約126-167cm
最大耐荷重36.0kgf
税込価格13,750円

使用サイズ100-125cm
収納サイズ59cm
重量約250g(1本)
身長目安約141-181cm
最大耐荷重31.5kgf
税込価格13,750円

のんびりハイキング向けの「ステッキ・タイプ」

ステッキタイプ

シナノの「ステッキ・タイプ」は、グリップがT字型とI字型の2WAY仕様。登りはI字型で推進力重視、下りではT字型を上から握り(※)バランス重視と、持ち方を変えられるのが特徴です。起伏が少ないハイキングなど、のんびり歩くならこちらがおすすめ。

※全体重をかけると破損するので使い方には注意してください

ハイキングでの歩行をサポート!手首にも優しいモデル|3YS-HSS 2W

2段階アンチショック機構が採用されているステッキ型ポール。地面を突いた時に素早く衝撃を吸収し静かな突き心地を実現する第1段と、地面からの跳ね返りを優しくする第2段の2段階で、手首の負担を軽減します。のんびり歩きながらもできるだけ手首の負担を少なくしたい人におすすめです。

使用サイズ66-90cm(回転式調節)
収納サイズ47cm
重量約235g(1本)
身長目安
最大耐荷重72.8kgf
税込価格6,820円

やっぱり安心!老舗日本メーカー品質

シナノのポール

トレッキングポールは登山時の膝の負担軽減や歩行の推進力アップ、バランス保持に有効なアイテムですが、破損すると転倒しケガをすることもあることから、品質を重視して選びたいアイテムです。シナノのポールのユーザーが口を揃えて評価するのが安心の“日本メーカー”ということ。そして、豊富な機能も高評価の一因です。自分に合ったトレッキングポールを見つけて、快適に山歩きを楽しみましょう。

 

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