テント泊をしてみたい!

いつかはテントを担いで山々を縦走したい!と思っている人も多いのでは? 実際テント泊をする際に、知っておきたい7つの基本をご紹介します。
テント場って予約は必要?7つの基本
① テント場は、WEBと登山地図のテントマークで探そう!

山と高原地図などの登山地図には、キャンプ指定地が、”テントマーク”で記されています。冬山や緊急時は例外ですが、原則このテントマークがある場所でテントを設営しましょう。
② テント場は予約いらず!

テント場の予約は一般的には不要です(一部例外あり)。ただ、北アルプスの稜線上にあるテントサイトなどは、スペースが限られていて、夏山シーズン中は、多くの登山者が訪れ、場所を確保するのが難しい場合もあります。
③ テント場には必ず日没2~3時間前に到着!

テント泊の場合、テント場に着いてからテントを設営したり食事の支度をしたり、しなければならないことはけっこうあります。暗くなると作業がしづらいので、日没前に到着し設営と食事を済ませましょう。
④ 設営が先?料金支払いが先?

テント場は、通常、山小屋が管理しているのがほとんど。まず山小屋で受付を済ませ、料金を支払ってからテントを設営しましょう。
⑤ 指定地以外に幕営はNG!

緊急時や冬山を除けば、主要山岳エリアでの、キャンプ指定地以外の幕営は原則NGです。登山地図上にテントマークがある場所でテントを張りましょう。
⑥ トイレは料金が必要な場合あり!小銭を用意しておこう!

テント泊のトイレは、山小屋内のトイレか、屋外のトイレを使用しますが、料金が必要な場合もあります。小銭を用意して入口のボックスに入れましょう。
⑦ テント場での基本の5つのマナー&ルール
就寝前に!翌日のための2つの準備
①翌日のパッキングがしやすいように準備!

完全なパッキングをするのは、翌日のテント撤収後。前日の夜には、テント内にバラバラになりがちな小物類を大きめのスタッフバッグに詰め込んでひとまとめにしておくと、翌日のパッキングの時短につながります。
②水は大丈夫?翌日の水をしっかり確保しよう

夕飯作りで空っぽになった水筒。翌朝の朝食分と行動中の水を確保しておきましょう。また、小屋によっては水が貴重で、有料となる場合もあるので、事前にチェックするとよいでしょう。
テント泊だから出来る!夜の時間の楽しみ方

テント泊の夜は、とてもすてきな時間。仲間と語らいながら、お酒を飲むのもよし、満天の星空を眺めるのもよし、ひとり読書するのもよし・・・日常とは違った夜を満喫しましょう。
テントと共にすてきな山時間を・・・

テント泊は、自分の空間を確保でき、山仲間や自分自身と向き合える素敵な時間が味わえます。荷物が多くなるぶん、体力や筋力が必要ですが、より深く山を楽しむことができますよ。
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