登山計画書、山岳保険は大丈夫?山の事故は誰にでも起こりうる
最近では、県によっては登山計画書の提出義務化、埼玉県ではヘリ救助代請求を検討など山岳事故を減らす取り組みが増えていますが、未だ減る兆しの見えない山の事故。今回は、山岳救助隊をはじめ実際に起きた山の事故の実録集8選をご紹介します。山岳救助隊も語る、実話著書8選
① 登山初心者にも読みやすい、奥多摩で多発する事故実録
すぐそこにある遭難事故 奥多摩山岳救助隊員からの警鐘 山登りを始めた人に読んでほしい。遭難事故の顛末を紹介して少しでも事故を防ぎたいという思いで書かれていると思う。淡々と事故の状況が書かれており、生々しくも明日は我が身、と感じずにはいられない。
また、遭難事故についてのドキュメントというよりも、山登りが単なるスポーツではなく、人間の思想や哲学、文芸に近いものであるということを教えてくれる本でもある。山に真摯に向き合う時、山は人に何かを与え、何かを教えてくれる、そんな気がする。この本を読んで、山の歴史や山に関わる人の営みをもっと知りたいと思うようになった。
出典: アマゾン
山登りを始めた人に読んでほしい。遭難事故の顛末を紹介して少しでも事故を防ぎたいという思いで書かれていると思う。淡々と事故の状況が書かれており、生々しくも明日は我が身、と感じずにはいられない。
また、遭難事故についてのドキュメントというよりも、山登りが単なるスポーツではなく、人間の思想や哲学、文芸に近いものであるということを教えてくれる本でもある。山に真摯に向き合う時、山は人に何かを与え、何かを教えてくれる、そんな気がする。この本を読んで、山の歴史や山に関わる人の営みをもっと知りたいと思うようになった。
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②すべては「山に登れる営業マン募集」から。救助活動中に亡くなった彼の人生とは
ヘリコプター救助のパイオニア篠原秋彦さんの物語。
バイタリティに溢れる行動に泣けること必須。漫画『岳』の牧さんのモデルだと直感した。
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③羽根田治さんの真摯なインタビューがすごい。数件の遭難事故事例から学ぶ
誰もが、遭難したときには、そのあとの取材など受けたくないものだろう。しかし、それを文字にして残さないことには、同じことを繰り返すことにもなる。その信念にもとづいて、著者は、当事者にインタビューを申し込んで、聞き取り調査をしているのである。真剣な書き方に頭が下がる。本書を読んで、個々の事例からたくさんのことを私は学んだ。本書が多くの人に読まれることによって、滑落事故は確実に少なくなるであろう。
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④一般登山道での事故や、個人情報保護法の壁・・今の時代の山岳事故実態
昨今の登山ブームを背景に山岳遭難もしばしば報道されるが、山岳における救助を行う山岳警備隊員の生の声を聞くことが出来る貴重な書籍。北アルプスや御嶽山が所在する岐阜県警に所属する隊員、彼らと連携する北飛山岳救助隊、ご家族などの皆さんの思いに接することが出来る。創設50年を超える山岳警備隊がその歴史と伝統を受け継ぎながら、登山の安全のために益々のご活躍を期待したい。登山者の皆さんには是非ご一読頂き、山の怖さ安全のための細心の注意の必要性、そして、ここに登場する隊員たちの強い思いを知って欲しいと思わされた。
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⑤山岳遭難研究の重鎮、青山先生の”遭難の迷宮”から脱出する鍵とは
遭難に至る登山者心理などを詳細に分析、解説しています。山屋には役立つ内容です。山行回数の多い私も、身につまされる部分、なるほどと納得する部分が多々ありました。遭難心理面は山岳遭難以外にも当てはまると思います。遭難者が少しでも減ることを祈って、お勧めします。
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⑥考えたことありますか?山岳事故の法的責任
単独登山を行う人、友人を誘っての登山、山の会、ハイキングクラブなどの登山に参加する人、そして山行のリーダーとなったり、引率する人、いろいろな立場で登山を行った結果、万一事故に遭遇した場合の法律上の責任は?
この本は、さまざまなケースの法的責任を明快に解説してくれています。登山事故の裁判上の判例は少なく、どのような責任が生じるのか実際にはケースバイケースですが、基本的な責任はどこにあるのかは登山者が知っておくべきことです。自主登山と引率登山の区別を明確にしておく必要を強く感じました。
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⑦遺族への取材や救助の様子などが綴られる、その現実とは
1995年頃に発生した山岳遭難を取材して記事とした短編物です
その当時、岳人、山と渓谷に掲載されたとあります
それを 1つにまとめた物なんでしょう
約 200ページの中に 9つの事が書かれているので、一つ一つはそれほど掘り下げられている訳ではありません本人が遭難に遭った訳では無く、関係者からの取材等を元にして書かれているので、遭難している場面では無く、捜索や、その後の遺族の心理状態、などの方が詳しく書いてあると思いました
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⑧2017年4月発売予定、日本唯一の”山岳救助犬”の物語
明日は我が身。今一度、安全登山を考えよう
いかがでしたか?山の事故は、他人ごとではありません。実録を通して、今一度安全登山を考えたいですね。紹介されたアイテム







