大山(おおやま)|初心者も安心。丹沢を代表する山を写真で詳細レポート!

2021/05/18 更新

神奈川県の丹沢山地にある大山(おおやま)。登山初心者にもイメージしやすいよう、実際の登山時の写真を使ってコースを紹介しています。ミシュランで2つ星を獲得したほどの阿夫利神社からの眺望や、秋には紅葉も素晴らしい山。ケーブルカーも利用できるので、家族連れにもおすすめです!

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、山小屋営業ならびに交通状況などに変更が生じている可能性があります。 山小屋や行政・関連機関が発信する最新情報を入手したうえで登山計画を立て、安全登山をしましょう。


アイキャッチ画像撮影:YAMAHACK編集部

神奈川を代表する「大山」を登ってみよう

丹沢大山の画像
出典:PIXTA
大山(おおやま)は、神奈川県伊勢原市、秦野市、厚木市の境界にある標高1,252mの山です。ケーブルカーで山の中腹700mまで行け、そこから1時間30分ほどで山頂まで行けることから、ファミリーや初心者にも人気の山です。

大山寺や阿夫利神社といった寺社仏閣があることでもわかりますが、その歴史は古く、山岳信仰に始まり、江戸時代には「大山詣」として浮世絵などにも登場しています。

ちなみに鳥取にも「大山」という山がありますが、そちらは「だいせん」と読むので間違えないように!

ミシュランも認定!二つ星の眺望

大山からの眺めの画像
出典:PIXTA
大山は、2015年6月ミシュラン社が発売した旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」改訂第4版(フランス語)に紹介され、中腹にある阿夫利神社からの眺めは、星2つ★★を獲得しました。

秋はライトアップされた「紅葉」が人気!

大山の紅葉
出典:PIXTA
秋は紅葉が美しく観光客で賑わいます。期間限定でケーブルカーの夜景運転と沿線ライトアップも開催されるので、昼間の鮮やかな紅葉はもちろん、夜景とライトアップされた紅葉も楽しむことができます。

ケーブルカーでらくらく登山!

大山ケーブルカー
出典:PIXTA
大山が初心者にもおすすめなのは、ケーブルカーが運行しているから。約280mの高低差を約6分で登ります。往復ケーブルカーを利用することにより、約1時間30分ほど歩く時間が短くなります。
大山ケーブルカー|公式サイト

登山前に天気や持ち物をチェック!

大山は初心者にも登りやすい山ですが、事前に天気を調べて計画を立てましょう。またルートに関しても地図で確認しておきます。

持ち物など初心者向けの記事で足りていないものがないか、チェックしておくと安心です!

てんきとくらす|大山


ITEM
山と高原地図 丹沢
発行元:昭文社

実録!写真で見る「大山登山」レポート

中腹の阿夫利神社までケーブルカーを使い、そこから約1時間半で山頂まで行き、下山は見晴台を通るコースを紹介します。山頂からは眺望が開け、道も整備されているため、ファミリーや登山初心者が楽しめるコースです。

それでは実際の登山時の写真を交えながら、コースを見ていきましょう!

合計距離: 8.48 km
最高点の標高: 1224 m
最低点の標高: 337 m
累積標高(上り): 1549 m
累積標高(下り): -1549 m

【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コースタイム:4時間40分(ケーブルカー利用の場合は3時間10分)
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★★☆☆
・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
 
ルート概要
大山ケーブル(15分)→大山ケーブル駅(40分)→阿夫利神社下社(40分)→16丁目(40分)→25丁目(15分)→大山(65分)→見晴台(30分)→阿夫利神社下社(25分)→大山ケーブル駅(10分)→大山ケーブル ※ケーブルカー利用の場合は、出発帰着が阿夫利神社下社になります。

スタートは大山ケーブル駅

丹沢大山参道
撮影:YAMAHACK編集部
大山ケーブル駅バス停から、こま参道を15分ほど歩き、お土産屋さんを通り抜けてケーブルカー駅を目指します。

大山ケーブルカー山麓駅
撮影:YAMAHACK編集部
大山ケーブルカー駅でチケットを買い、終点の阿夫利神社駅まで向かいます。

阿夫利神社駅

丹沢大山阿夫利神社駅
撮影:YAMAHACK編集部
麓の駅から終点まではケーブルカーで6分ほど。
丹沢大山阿夫利神社へと向かう
撮影:YAMAHACK編集部
駅を降り、舗装された参道を通って阿夫利神社へと向かいます。

阿夫利神社

阿夫利神社からの眺望
撮影:YAMAHACK編集部
階段を上ると阿夫利神社に到着です。天気が良く、空気が澄んでいると、相模湾に浮かぶ江ノ島や三浦半島など相模湾の大展望を眺められます。
大山阿夫利神社の画像
出典:PIXTA
阿夫利神社で安全登山祈願をし、神社左にある「頂上登山口」の看板に従って歩きます。

登山口に到着!

丹沢大山登山口鳥居
撮影:YAMAHACK編集部
鳥居をくぐって登山開始です!

丹沢大山登山口登り階段
撮影:YAMAHACK編集部
いきなり急な階段を上ります。下を見ると転げ落ちそうで恐いです。

登山道

丹沢大山登山道
撮影:YAMAHACK編集部
急な階段を上り終わると、樹林の気持ち良い登山道になります。

夫婦杉

丹沢大山夫婦杉
撮影:YAMAHACK編集部
樹齢500~600年の杉の巨木に圧倒されながら上へ上へ目指します。

十六丁目

丹沢大山分岐十六丁目
撮影:YAMAHACK編集部
十六丁目まで来ると、蓑毛方面からの道と合流します。

丹沢大山16丁目ベンチ
撮影:YAMAHACK編集部
ベンチもある休憩スポットです。山頂は二十八丁目で、十六丁目からだと約1時間ほどです。

富士見台

富士見台
出典:PIXTA
二十一丁目の富士見台。天気が良く空気が澄んでいると富士山がきれいに見えます。

二十五丁目

丹沢大山分岐
撮影:YAMAHACK編集部
二十五丁目にてヤビツ峠からの道と合流します。ここからあと10分ほどで山頂に着きます。
丹沢大山25丁目
撮影:YAMAHACK編集部
分岐から上の最後の登りです。

大山山頂に到着!

丹沢大山頂上本社からの眺め
撮影:YAMAHACK編集部
大山山頂本社からの眺め。市街地や相模湾が見渡せます。


丹沢大山奥の院
撮影:YAMAHACK編集部
大山山頂にある奥の院。茶屋もあり、軽食やビールを販売しています。
大山山頂からの展望
撮影:YAMAHACK編集部
景色も良くベンチもあるので山頂でランチタイムをとるのもよいでしょう。休憩中は身体が冷えるので防寒具を忘れずに!
丹沢大山山頂のトイレ
撮影:YAMAHACK編集部
山頂にあるトイレに行ったら下山開始です。
丹沢大山見晴台へ下山
撮影:YAMAHACK編集部
下山は、山頂から東の方の見晴台コースを下ります。

見晴台の登山道

丹沢大山展望のよい下山路
撮影:YAMAHACK編集部
見晴台コースはところどころ展望が開け、気持ちの良いコースです。

丹沢大山下山鎖場
撮影:YAMAHACK編集部
滑らないように鎖場を通過します。谷側は切れ落ちているので注意しましょう。

見晴台

丹沢大山見晴台のベンチ
撮影:YAMAHACK編集部
見晴台に到着するとベンチとテーブルがあるのでゆっくり休憩することができます。
丹沢大山見晴台の分岐
撮影:YAMAHACK編集部
見晴台からは、下社方面に下ります。

見晴台からの下山道

丹沢大山下山ルート橋
撮影:YAMAHACK編集部
見晴台からは樹林の中を下っていきます。山側は急斜面のため落石注意です。

二重社

丹沢大山下山路にある神社
撮影:YAMAHACK編集部
二重社のすぐ脇には、二重滝が流れています。
丹沢大山下山道にある滝
撮影:YAMAHACK編集部

茶屋

丹沢大山にある茶屋
撮影:YAMAHACK編集部
二重滝を過ぎるとまもなく下社に到着です。茶屋があるので、ひと息つくことができます。
丹沢大山下山後のソフト
撮影:YAMAHACK編集部
下山後のソフトクリームは格別です。ケーブルカーは20分おきに出発なので、合間に休憩してもいいでしょう。

帰りは再び阿夫利神社駅からケーブルカーで降ります。余裕があれば登山道を下ってもいいでしょう。


 

大山までのアクセス

クルマの場合

東名高速「厚木」ICもしくは「秦野中井」ICー国道246号、611号ー大山


■市営大山第2駐車場
駐車台数:44台
料金:(1日)1,000円

■市営大山第1駐車場
駐車台数:84台
料金:(1日)600円

公共交通の場合

小田急小田原線「伊勢原」駅下車ー神奈川中央交通バス「大山ケーブル」行き乗車、終点「大山ケーブル」下車

神奈川中央交通バス|時刻表・運賃案内

 

丹沢でも初心者向け。大山から登山を始めよう

丹沢大山お花
撮影:YAMAHACK編集部
今回は実際の登山道を写真で紹介したので、初心者もイメージしやすかったのではないでしょうか? 自然や眺望だけでなく、歴史も古い大山はぜひ安全登山祈願もかねて、訪れておきたい山です!
※この記事内の情報は特記がない限り公開初出時のものとなります。登山道の状況や交通アクセス、駐車場ならびに関連施設などの情報に関しては、最新情報をご確認のうえお出かけください。


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    YAMA HACK編集部

    YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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