テント場を決める際のポイント3つ

2. 小屋から近く、テント場が平坦で水はけがよいところ
3. ピストン型の登山ができるところ
登山にも少し慣れてきて、そろそろテント泊に挑戦したい人は、ポイント3つを意識してテント場を選んでみましょう。今回は、テント泊初心者がまず行くのにおすすめのテント場をご紹介します。
初・テント泊におすすめのテン場8選
大菩薩峠からの朝焼け!?福ちゃん荘のテント場
- 日本百名山のひとつで、初心者も登られる大菩薩嶺。日帰りも可能ですが、大菩薩峠から朝焼けに照らさせる富士山や南アルプスの展望を望むには、麓の福ちゃん荘でテント泊して早朝に登るというのもいいですね。入山口のロッジ長兵衛からは約30分程度です。
【場所】山梨県甲州市塩山上萩原萩原山4783-1
【近くの山】大菩薩嶺(※ただし展望は大菩薩峠の方が良いです)
百名山を2座制覇!富士見平小屋のテント場
- 日本百名山の瑞牆山と金峰山の起点となる富士見平小屋のテント場。入山口から約50分程度で着き、テント場をベースとして、二つの山をピストンして登るのもおすすめです。
- 【場所】山梨県北杜市須玉町小尾
【近くの山】瑞牆山、金峰山
苔の世界と白駒池が美しい青苔荘のテント場
- 駐車場から約20分程度でテント場に着くのでテント泊が初めての人にもおすすめです。青苔荘周辺は、苔が有名で、神秘的な世界が広がります。白駒池やニュウ、中山といった山もあるので、テントを張って周遊するのもいいでしょう。
【場所】長野県南佐久郡佐久穂町大字八郡白駒池畔
【近くの山】ニュウ、丸山 ファミリーにもおすすめ高見石小屋のテント場
【場所】長野県南佐久郡 小海町
【近くの山】丸山、中山
オーレン小屋のすのこが敷いてある快適テント場
- 八ヶ岳の入門としてもおすすめの硫黄岳。その中腹にあるのが、オーレン小屋。オーレン小屋のテント場には、すのこが敷いてあり、雨の浸水の心配もありません。入山口の桜平からは1時間30分程度で着きます。
【場所】 長野県茅野市豊平2472
【近くの山】硫黄岳、天狗岳 八ヶ岳南部・編笠山直下の広くて快適なテント場
- 八ヶ岳南部に位置していてなだらかな円錐の山容が美しい編笠山。北東に位置する権現岳との鞍部にあるのが青年小屋ですが、前方には、広くて平坦なテント場が広がります。岩がゴロゴロの編笠山や、スリリングな岩峰の権現山登山のベースになります。観音平から入山すると約3時間。
【場所】長野県諏訪郡 富士見町字広原編笠岳国有林1315
【近くの山】編笠山、権現岳 人気の八ヶ岳・赤岳鉱泉のテント場
【場所】長野県茅野市赤岳鉱泉
【近くの山】硫黄岳、赤岳(中・上級向け)
解放感ある奥多摩小屋前テント場
雲取山の南西の尾根上にある奥多摩小屋のテント場。広くて解放感があり、景色もいいので、週末テント泊をしたい人におすすめです。入山は、鴨沢から登り始め、約4時間30分(休憩含まず)でテント場に着きます。登りがやや長いので、体力をつけてから行きましょう。
【場所】東京都西多摩郡奥多摩町日原1024
【近くの山】雲取山- ※奥多摩小屋は、施設の老朽に伴い利用者の安全を確保することが困難なため平成31年3月31日で閉鎖します。小屋の閉鎖に伴い、テント泊及びトイレの利用もできなくなります。ご注意ください。詳しくは↓
- 奥多摩町 ホームページ
テント泊での注意点3つ

悪天候でのテント泊は過酷。稜線上だと、風でテントを潰されたり、雨が浸水してきたりします。
2. マナーを守ろう
テント場は、山小屋が管理しています。それ以外のテント設営は、原則禁止です。また、夜遅くまで騒いだりしないように注意しましょう。
3. 季節を確認
関東近郊の標高が2000m程度のエリアだと、冬は積雪があるので、7月から10月下旬ころまでが適期です。
やっぱりテント泊がいい!

Let’s start the tent stay!
テント泊をしてみよう!
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