山でクマに襲われた!クマと死闘のすえ生還した人の実話集

山でクマと遭遇し襲われたにも関わらず生還した人の実話を7つご紹介します。秋は、クマが冬眠前に食料を食べるために活発になります。もし山の中でばったりクマと遭遇してしまったら人はどうすれば生還できるのでしょうか。生還のヒントを探ってみましょう。


日本のクマの分布

クマ死闘_aki
出典:petsphoto
日本には、ツキノワグマ(体長110~150㎝)とヒグマ(220~230㎝)が生息していて、本州と四国に生息しているのはツキノワグマ、北海道に生息しているのがヒグマです。冬は冬眠していますが、春から秋は山の中にいて、早朝や夕方に活動し、偶然人と遭遇してしまうケースがあります。
クマの分布
残念ながらクマと鉢合せしてしまい、クマが攻撃してきた場合、人は生還できるのでしょうか。今回は、クマとの死闘のすえ生還した人の実話集をご紹介します。


クマと格闘のすえ生還した人の実話 7選


クマ死闘_実話
普段の生活やレジャーの最中にクマと遭遇し襲われながらも、果敢に闘って生還した人々の記録が残されています。突然の襲撃に絶望的になりながら、様々な方法で勇敢に立ち向かった生還者の体験をご紹介します。

①空手家の男性目つぶしでクマ撃退!
空手家 クマ撃退

出典:youtube
山中で渓流釣りを楽しんでいた男性が背後の物音に振り返ると、そこには体長1.9mほどの一頭のツキノワグマが。目が合うとクマは襲いかかり、もみ合いとなり数か所を引っかかれたが、男性が一発の目つぶしで反撃!地元では有名な沖縄空手家である男性の渾身の一撃にはクマも敵わなかったようです。

遭遇日:9月1日午後2時ごろ
遭遇場所:群馬県長野原町の河原
参考http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-00000003-jct-soci

 

②有名登山家ランニング中に母クマと格闘!
山野井泰史
出典:朝日新聞(格闘の様子を再現)
登山家がトレーニング中に遭遇した親子グマ。逃げる間もなく襲撃された男性は腕や顔を噛みつかれ大ケガを負いながらも、母クマが口を離した一瞬のスキをついて逃走に成功。ケガは90針にもおよんだが、復帰後も元気に登山を楽しんでいる。

遭遇日:9月17日午前7時ごろ
遭遇場所:奥多摩湖近く倉戸山(1169m)周辺の山道
参考http://www.asahi.com/eco/TKY200810150120.html

③1.5メートルのクマ3頭をノコギリ振りかざして撃退!
黒石市黒森山ウォーキングセンター
出典:じゃらん
(黒森山ウォーキングセンターから約750メートル北東でクマと遭遇)
トレイルラン大会開催目前にコース付近に1.5mほどのクマが3頭も出没。遭遇した男性はそのうちの1頭に襲われそうになるが、持ち合わせたノコギリを振り回し威嚇。クマは3頭とも逃げ出し男性にもケガはなかったが、予定されていたトレイルランの大会は中止となった。

遭遇日:9月15日午前10時ごろ
遭遇場所:青森県黒石市南中野舘ケ沢の林道
参考http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160916-16113515-webtoo-l02

 

④女子中学生がテントを押すヒグマにキックで応戦!
ヒグマ
(※写真はヒグマのイメージです)

家族でキャンプに楽しんでいた女子中学生は、夜中にテントを押す黒い影を発見。妹のいたずらと思いこんだ彼女は、内側からキックで応戦。突然の反撃にテントの外にいた黒い影は逃げ出したが、引き裂かれたテントの穴から見えた走り去る物体は妹ではなく、大きなヒグマだった。

遭遇日:7月20日午前4時ごろ
遭遇場所:北海道羅臼町にある羅臼温泉野営場
参考http://www.asahi.com/special/08-09/news2/TKY200811290182.html




 

⑤主人を襲った母クマに立ち向かった飼い犬が子グマごと3頭を追い払う!
クマ生還 金沢
愛犬の散歩中の夫婦が道端で木に登っている子グマ2頭に遭遇。その直後に1.7mほどの母クマが現れ、夫は背後から頭を噛みつかれ大ケガを負ってしまう。それを目の当たりにした夫婦の愛犬ショコラがクマに飛びかかり、見事3頭とも撃退する。

遭遇日:6月28 日 午前9 時ごろ
遭遇場所:石川県金沢市御所町2丁目の御所ひがし公園近くの山道
参考http://daily-news.jp/2014/06/28/kanazawa-get-attacked-by-a-bear/

 

⑥背後からの襲撃を受けながらも必死に逃げきった老人!
クマ:多賀・被害1年重傷負った田中さん
出典:毎日新聞(クマに襲われた恐怖の体験を語る田中すみさん)
自宅の軒先でお地蔵さまを拝んでいた89歳の女性が、突然背後から顔をえぐられるように引っかかれ、倒れ込んだ。目の前にいたのは大きな黒い4本足の動物、クマだった。必死の思いで家に逃げ帰り、命は助かったが、今でも当時の恐怖がフラッシュバックする。

遭遇日:5月27日午前4時半ごろ
遭遇場所:滋賀県多賀町樋田の自宅敷地内の県道脇
参考http://mainichi.jp/articles/20160528/ddl/k25/040/453000c

 

⑦クマに顔面を襲われ命からがら7キロを運転して逃げきった女性!(アメリカ)
クマ生還女性

出典:ChompChompChomp fb(顔面を噛まれたが手術で回復した女性)
自宅近くの山中で作業に没頭していた女性の目の前に現れた1頭のアメリカクロクマ。目が合った瞬間に押し倒され、顔を噛みつかれてしまう。飼い犬2頭がクマを攻撃している間に車へ乗り込み、7キロ車で走って逃げ、消防車に救助を要請し九死に一生を得る。女性の顔のケガは1,000針を縫う大ケガだった。
参考:http://rocketnews24.com/2015/12/06/672795/

そもそもクマに出会わないために

クマ死闘_matome
本来、クマは臆病な動物で、物音がすればクマから去っていきます。登山者は、クマと遭遇しないように、熊鈴やラジオを身につけ存在を知らせることがまず大切。もし近くに糞があったらその場を去る、クマを見かけたら冷静に逃げることが重要です。

そうとはいえ、偶然鉢合せしてしまい、クマが襲ってくることもあります。生還した7つの話で言えることは、”クマは顔や頭を狙ってくる”、”生還した人は、クマに攻撃された時に戦っている”、”鉢合せは朝方が多い”、”愛犬が吠えて救う”といった傾向がありました。

できれば、クマと出会わずに山や自然を楽しみたいですが、もしも出会ってしまった場合、生還例を頭の片隅に置いてみて下さい。
参考:出典:「クマに注意!」/環境省

山では野生動物に気を付けて

クマ死闘_matome
出典:RedOrbid
クマに限らず、実りの季節や繁殖の時期を迎える秋の山では、多くの野生動物が活発に活動しています。思いがけない動物との遭遇には心癒されることもありますが、その種類や数によっては、クマの襲撃のように危険な状況になりかねません。動物たちの攻撃は多くが防衛本能や狩猟本能によるものであるため、その生態を脅かすことのない登山を心がけましょう。

 

Bear Attacks: the True Survival Stories!
クマ襲撃からの生還実話集!

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クマ生還
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Kamio
Kamio

疲れたら山へ、落ち込んだら海へ。気付けば精神の軸はいつでも自然。「自由」であることが最高の贅沢だから、好きな遊びはサーフィンとバックカントリースキー。大学で環境学を専攻し、都会に暮らしながらも自然と寄り添う生き方を模索中。息子とフィールドで遊びまわる日々を心待ちに、育児も張り切る新米ライター。

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