毒蛇|日本に生息する種類と対策まとめ

毒蛇の情報をまとめました。日本に生息する種類や対策、噛まれた場合の処置などをご紹介します。野外で蛇に出くわすことは少なくありません。何をして噛まれるケースが多いのか、今一度蛇について確認しておきましょう


  1. アイキャッチ画像出典:PIXTA
  2. 日本に生息する主な毒蛇は3種類

  3. ここでは、日本にいる3種類の毒蛇について紹介していきます。
  4. ニホンマムシ

ニホンマムシ
出典:Wikimedia Commons by Alpsdake

■生息地:日本全土

■全長(体長):約40-100cm
■頭の形:先端が尖っている。三角形に近い形をしています。
■その他特徴:銭形模様と呼ばれ、「茶褐色の丸い模様の中央に暗色の斑点」があります。

■噛まれやすい場面:沢登り等、藪や水辺周辺に入る時に注意が必要です。

■概要:藪に住み、水辺周辺に出現することが多いです。毒性は強いが毒量は少なく出血毒である為、死亡率は高くないです。性質は臆病で、接近しすぎない限りはマムシの方から人を咬みに来ることはありません。


ヤマカガシ

ヤマカガシ
出典:Wikimedia Commons by Yasunori Koide

■生息地:北海道等を除く日本全土

■全長(体長):約60 – 120cm
■頭の形:三角ではなく、比較的細く丸い形。目がクリっとして愛嬌ある顔なのも特徴
■その他特徴:模様は、個体差・地域差で違いがあり判別がしにくい。首まわりに黄色いリング状の
模様があることが多い。

■噛まれやすい場面:沢登り等の水辺、水田地帯に入る時に注意が必要です。

■概要:毒性は強い血液凝固作用があり、血管内で微小な血栓形成を引き起こします。水辺、水田地帯、湿地周辺に多く生息しています。性質は一般に大人しいとされているが、個体差があるため注意が必要です。


ハブ

ハブ
出典:Wikimedia Commons by Airman 1st Class Hailey Staker

■生息地:奄美諸島、沖縄本島周辺
■頭の形:鼻先が尖った三角形をしている
■その他特徴:ウロコの目が細かく、黒い網目模様です。また、ハブは比較的、攻撃的な性格です

■全長(体長):全長100-200cm

■噛まれやすい場面:藪や森の近くに入る時に注意が必要です。

■概要:平地から山地の森林、草原、水辺、農地に棲む。藪や森の近くや民家、サトウキビ畑にも出現します。毒性はニホンマムシよりも弱いが、毒量が多いです。症状としては患部の腫張があり、嘔吐、腹痛、下痢、血圧低下、意識障害などの症状も引き起こします。基本的に夜行性で、昼間は穴の中で休んでいるが小雨や曇り場合は昼間の活動もあるので注意が必要。

口をあけたハブ
出典:pixabay

◆マムシ、ハブの毒◆

出血毒。タンパク質を溶かし血管組織を破壊していきます。そのため噛まれるとすぐに激痛が襲い、内出血が拡大していきます。手当が遅れたり、咬まれた部位、注入毒量によっては命に危険が及びます。

◆ヤマカガシの毒◆

マムシ、ハブと同じ出血毒ですが少し違いがあります。「溶血毒」とも呼ばれる、血液凝固作用が主な作用で、血管内に微小な凝固が発生し、凝固因子を消費させ、逆に出血が止まらなくなります。細胞を破壊する成分がないので腫れ・痛みは殆どありませんが、傷を受けて数時間~1日ほどで出血傾向が表れます。こちらも手当が遅れると命に危険が及びます。


  1. 毒蛇対策まとめ

  2. では、覚えておきたいポイント4つをおさらいしましょう。
  3. 1.蛇に出会ったらとにかく近づかない
  4. snake-365037_1280
    出典:pixabay

    もともと日本の蛇(ハブの仲間を除く)は臆病な為、自分から襲ってくることはほとんどありません。咬まれてしまうケースは、手に持とうとしたり、危害を加えようと近寄ったりする場合がほとんどです。

  5. 2.ヘビがいそうな所に近づかない

  6. 日本本土の山野に住む毒蛇と言えば、ニホンマムシとヤマカガシなので、この2種類について話します。

  7. この2種類に関しては、「水場に近く、じめじめしている草むら」に多く生息しています。

    ただし、マムシに関しては山地でも平地でも隠れる場所と餌さえあればどこにでも生息していますので、田畑などでにおいても十分な注意が必要です。

 

3.行動をする際に気を付けたいこと

・茂みや藪の中は避けて歩く

・腰を下ろす時はその場所を確認する

・穴の中、大きな石の陰など蛇のいそうな場所に不用意に手を入れない

・死んでいるように見える蛇でも手に取らない

4.服装で防ぐ

泥で汚れたトレッキングシューズ
出典:pixabay

・素足、サンダルなど素肌の露出する履物を避ける

・登山靴のような厚手の靴なら噛まれても防御できる

・丈夫な生地のゆったりとした長ズボンを履く

・タイツなどで素肌が出る部分をなくす

・蛇のいそうな場所に手をつく場合は手袋をしておく


  1. もし咬まれてしまったら

大きく口をあけたヘビ
出典:pixabay

1.安静にして脈拍を早めないようにする。

2.咬まれた部位より心臓に近いところを静動脈が軽く浮き出る程度に縛り、腕や紙などに縛った時間を書きとめて、10分から20分おきに緩める。

3.咬まれた部位を心臓より低い位置にする。

4.吸引器や口で毒を吸い出すか、水で流しながら血をしぼり出す。口で吸いだした場合は水か渋茶で口をすすぐ。

エクストラクター ポイズンリムーバー AP011
ITEM
エクストラクター ポイズンリムーバー AP011
毒虫や毒蛇などの毒を強力な吸引力により、傷口から吸い出してくれます。体内に入った毒をなるべく早く排除することが必要になる為、アウトドアを安心して楽しく満喫する為にもポイズンリムーバーは必需品です。

5.利尿作用を促すために水分を摂る


アウトドアをより安全に楽しく

アナコンダ
出典:pixabay


アウトドアを全力で楽しむ為にも、毒蛇などの危険性についても必要最低限の知識は必要となります。これからアウトドアシーズンに突入していきます。より楽しく、より安全にアウトドアライフを満喫する為にも、何かあった時にすぐに対処できるよう、毒蛇対策を頭の中に知識を入れておきましょう。

紹介されたアイテム

エクストラクター ポイズンリムーバー AP011

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¥2,280 税込

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マムシに注意!の看板
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Ryo
Ryo

旅行・写真が好きな神奈川在住のRyoです。写真を撮りながら旅行するのが好きで、1年に1度の海外旅行は欠かせません!近年はアウトドアの魅力に惹かれアウトドア初心者として勉強中。ライターとしても駆け出しですが、役立つ・使える情報を発信できるよう頑張ります!

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