夏にひんやり気分を味わうなら?「日本三大雪渓」を要チェック!

今回は「日本三大雪渓」を特集します!知ってました?「雪渓」って夏の季語なんですよ!でも言葉はよく聞くけどその正体は一体何?日本でもっとも有名な3つの大雪渓。夏でも涼しい人気の三大雪渓を紹介します!


アイキャッチ画像出典:PIXTA

「日本三大雪渓」って知ってる?

針ノ木岳雪渓
出典:PIXTA
雪渓とは、谷の地形に局地的に雪が積もった結果、それが夏になっても溶けずに残っている状態を指します。越年するものは「万年雪」とも呼ばれています。そんな雪渓においてもっとも有名なものが「日本三大雪渓」。知ってました?「雪渓」って、夏の季語なんですよ。涼を求めるならぜひ出かけてみたいスポット!今回はそんな日本三大雪渓を紹介します。

①白馬大雪渓(白馬岳/北アルプス)

白馬大雪渓出典:PIXTA
1つ目は北アルプス・白馬岳へ向かう白馬大雪渓。全長3.5km、標高差600mある日本では最大規模の雪渓です。前半は傾斜が緩いですが、後半になるほど傾斜がきつくなります。多くの登山者が訪れるため雪は階段状になっている箇所もありますが、軽アイゼンはあった方が歩きやすいです。落石の可能性もあるのでヘルメットは必須。
赤い粉出典:PIXTA
写真のように、ルートには赤い粉で線が引いてあります。これに従って歩行するようにしましょう。雪渓には、ところどころ大きな穴が空いています。このラインを大きく逸れてしまうと大変危険です。
白馬尻小屋出典:PIXTA
雪渓がスタートする手前にある白馬尻小屋。大きな「ようこそ大雪渓へ」の文字が目を引きます。ここで少し休憩してからいざ大雪渓に挑みましょう。雪渓の上は、夏でもひんやり涼しいですよ!

②針ノ木大雪渓(針ノ木岳/北アルプス)

針ノ木大雪渓
出典:PIXTA
2つ目は、針ノ木岳へ向かうの針ノ木大雪渓!年によっては8月まで数メートルの雪が残っています。白馬大雪渓に比べると幅が狭く、傾斜も急ですが、そのぶん登山者はこちらの方が少なく穴場とも言われています。

針ノ木岳雪渓アップ
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このように、メレンゲのつのが立っているような雪渓は階段状になっています。くぼみにしっかりと足を置いて登っていきましょう。
針ノ木岳雪渓上から見た図出典:PIXTA
上から見ると…その急傾斜ぶりがわかります!途中に鯉のぼりが泳いでいますので、それを目印にして進んでください。


③剱沢大雪渓(剱岳/北アルプス)

剱沢雪渓を行く登山者
出典:PIXTA
3つ目は剱岳へ向かう剱沢大雪渓!剣山と別山との東面の谷にある雪渓です。この剱沢以外にも剱岳には多くの雪渓があり、北から東の方角には大窓・小窓・三ノ窓など「窓」と呼ばれる氷河の浸食で形成された谷もあります。

夏の剱沢
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真ん中、遠くに小さく映っているのが人。これを見るとスケールの大きさがわかりますね。雄大な剱岳の景色を見ながら登れるので頑張れます!(天気良好の場合のみですが…)

剱沢キャンプ場
出典:PIXTA
夏の剱沢キャンプ場は大賑わい。緑と高山植物、白い雪と険しい山!もう何も言うことはありませんね。ここで過ごす時間は最高のものになるでしょう。

涼を求めて大雪渓へ!

白馬大雪渓の入り口
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雪不足の場合は、雪渓ポイントが通行止めになる場合もあります。また、クレバスや雪庇といった危険要素をはらんでいるのも雪渓の特徴。指定されたルート以外は歩かず、アイゼンや自分の身を守るヘルメットは必ず持っていきましょう。涼しい夏の雪渓、一度訪れてみませんか?

【登山時の注意点】
・しっかりとした登山装備と充分なトレーニングをしたうえで入山して下さい。足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんで下さい。
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白馬大雪渓を登る登山者
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YAMA HACK編集部
YAMA HACK編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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