阿寒岳|大自然の宝庫、北海道の百名山!初心者向けの登山ルート3選

阿寒岳は雄阿寒岳と雌阿寒岳の2種類がありますが、今回は日本百名山である雌阿寒岳について紹介します。初心者にも安心な、距離が短く手軽に登れるコースや周辺日帰り温泉施設、登山口や駐車場情報もまとめて掲載しています。


アイキャッチ画像出典:PIXTA

阿寒岳ってどんな山?

標高 所在地 山域 最高気温(6月‐8月) 最低気温(6月‐8月)
約1,499m 北海道釧路市 阿寒 14.9℃ 1℃
参考:ヤマレコ

釧路市と足寄町に跨った、阿寒に位置する標高1,499mの活火山が雌阿寒岳。日本百名山にも選定されおり、アイヌ語では「ポンマチネシリ」とも言います。また、北海道の山の中でも比較的登山道は整備されており、コースからの眺望も素敵な魅力ある山です。


阿寒岳頂上から望む迫力ある火口

阿寒岳は阿寒湖から望む雄大なたたずまいも素敵ですが、なんといっても頂上付近から望むことができる火口は、周囲に硫黄の匂いが立ちこめ、活火山を体験できるスポットとなっています。


阿寒岳の天気・火山活動

阿寒岳は活火山であるため、天気情報ももちろんですが、火山活動状況も事前にチェックし、安全に登山を楽しむことができるように万全の準備で臨みましょう!

Tenki.jpで阿寒岳の天気を調べる


気象庁で阿寒岳の火山活動を調べる


熊は大丈夫?

阿寒岳周辺ではあまり出没はしていないようです。しかし油断は禁物。熊にとっても人間にとってもお互いの不幸な事態を避ける為、熊の生態や習性について正しい知識を身につけて登山に臨みましょう。


初心者にも安心の主要登山ルート3選

ここでは初心者の登山者にもおすすめな、阿寒岳のもっとも一般的な主要登山ルートを紹介します。

雌阿寒温泉コース

雌阿寒温泉コース図

出典:ヤマプラ
距離 コースタイム 標高差 日程 難易度
約5.8km 約3時間40分 約794m

日帰り

参考:ヤマプラ

雌阿寒温泉登山口(30分)→二合目(40分)→五合目(45分)→八合目(25分)→雌阿寒岳(15分)→八合目(25分)→五合目(20分)→二合目(20分)→雌阿寒温泉登山口

阿寒富士をバックにした雌阿寒岳出典:PIXTA

阿寒岳の登山ルートの中で一番利用者の多い主要な登山ルートです。途中急勾配な登山道もありますが、距離も短いため初心者にも登りやすいルートとなっています。

雌阿寒岳頂上から見る火口

出典:PIXTA

はじめは樹林帯を歩きますが、標高1,100mを超えると岩石や砂れき帯となり、雄大な景色を楽しむことができます。


オンネトールート

オンネトーコース図

出典:ヤマプラ
距離 コースタイム 標高差 日程 難易度
約8.1km 約5時間 約857m

日帰り

参考:ヤマプラ

オンネトー登山口(30分)→二合目(30分)→五合目(60分)→七合目(20分)→阿寒富士分岐点(八合目)(40分)→雌阿寒岳(20分)→阿寒富士分岐点(八合目)(15分)→七合目(45分)→五合目(20分)→二合目(20分)→オンネトー登山口

オンネトー

出典:PIXTA

オンネトーキャンプ場を出発し頂上へ向かうルートで、急勾配ですが距離も短く短時間で登れることができます。途中、余裕があれば阿寒富士を経由することもできます。

阿寒富士山頂

出典:PIXTA

阿寒富士山頂からは、雌阿寒岳の堂々とした佇まいが見えます。


阿寒温泉ルート

阿寒岳温泉ルート図

出典:ヤマプラ
距離 コースタイム 標高差 日程 難易度
約12.3km 約5時間30分 約764m

日帰り

★★
参考:ヤマプラ

雌阿寒岳登山口(50分)→859m地点(45分)→1000m地点(40分)→1166m地点(30分)→1332m地点(30分)→雌阿寒岳(20分)→1332m地点(25分)→1166m地点(25分)→1000m地点(30分)→859m地点(35分)→雌阿寒岳登山口

雌阿寒岳温泉登山口へ下りる:総行程時間4時間38分/9.1km
オンネトー登山口へ下りる:総行程時間5時間4分/9.8km

雌阿寒岳山頂付近からの景色

出典:PIXTA

3つある雌阿寒岳の登山ルートの中では一番長い距離を行動しますが、勾配は比較的ゆるく、ゆっくりと迫力ある火山の景観を楽しみながら登れるルートとなっています。

メアカンフスマ

出典:PIXTA

途中では、メアカンフスマなどの高山植物を楽しむこともできますよ。


阿寒岳の冬・積雪シーズンについて

冬の雌阿寒岳出典:PIXTA
阿寒岳の登山最適シーズンは5月下旬から10月下旬となっており、気温は6月でも氷点下ということもあるので、装備を十分に整え登山に臨みましょう!積雪期はまた違った景色が楽しめるので人気。真っ白な火山は壮観です。

登山口までのアクセス・駐車場情報

①雌阿寒温泉公共駐車場

国道240号―国道241号―県道664号―雌阿寒温泉公共駐車場

釧路駅、釧路空港ともに、国道240号を北上し道なりにしばらく進み、阿寒湖を通り過ぎた先の国道241号を左折します。その先にある県道664号を左折し、雌阿寒温泉方面に行くと左手に見える場所が雌阿寒温泉公共駐車場です。雌阿寒温泉公共駐車場まで約76.5km、所要時間1時間16分。

<駐車場情報>

雌阿寒温泉公共駐車場(無料)

約80台停められます。

住所:北海道足寄郡足寄町茂足寄


②オンネトー国設野営場駐車場

国道240号―国道241号―県道664号―オンネトー国設野営場駐車場

釧路駅、釧路空港ともに、国道240号を北上し道なりにしばらく進み、阿寒湖を通り過ぎた先の国道241号を左折します。その先にある県道664号を左折し、雌阿寒温泉方面に向かい、オンネトー湖をすぎオンネトー茶屋を左折した先に見える場所がオンネトー国設野営場駐車場です。オンネトー国設野営場駐車場まで約79.8km、所要時間1時間23分。

<駐車場情報>

オンネトー国設野営場駐車場(無料)

約100台停められます。

住所:北海道足寄郡足寄町茂足寄


③阿寒湖畔登山口駐車帯

国道240号―阿寒湖畔登山口駐車帯

釧路駅、釧路空港ともに、国道240号を北上し道なりにしばらく進み、阿寒湖を通り過ぎてすぐに左折し、しばらく進んだ先にあるのが阿寒湖畔登山口駐車帯です。阿寒湖畔登山口駐車帯まで約64.7km、所要時間1時間40分。

<駐車場情報>

雌阿寒温泉公共駐車場(無料)

約4台停められます。

住所:北海道足寄郡足寄町茂足寄


公共交通機関

①バス

釧路駅、釧路空港━(バス:阿寒バス)━阿寒湖温泉━(タクシー)━雌阿寒岳温泉登山口、オンネトー国設野営場、阿寒湖畔登山口

阿寒バス 時刻表・運賃


阿寒岳の周辺日帰り温泉施設情報

阿寒岳周辺の日帰り温泉施設を紹介します。登山でハイキングを楽しんだ後は、大自然溢れる北海道の中で温泉を満喫しちゃいましょう!


阿寒岳周辺おすすめ日帰り温泉

野中温泉 山の宿

住所:北海道足寄郡足寄町茂足寄159

電話:0156-29-7321

料金:大人350円

営業時間:9:00-20:00

泉質:含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉

駐車場:あり/50台

足寄市外からオンネトー湖に向かう手前にある日帰り入浴専門施設です。本館と別館の2つがあり、料金もとてもリーズナブルで双方の温泉を楽しむこともできます。別館には内湯と露天風呂が、本館にはより温泉濃度が濃い温泉を楽しむことができます。時間のある方はぜひ両方のお湯を楽しんでいただくのがおすすめです。


あかん湖鶴雅ウイングス・遊久の里 鶴雅

住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目6番10号

電話:0154-67-4000

料金:大人1,500円

営業時間:あかん湖 鶴雅ウイングス 11:00〜15:00、あかん遊久の里 鶴雅 14:00〜15:00

泉質: ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉・塩化物泉、旧泉質名:含塩化土類-重層泉

駐車場:あり/150台

大きくて綺麗な内湯に美しい景色を眺めながら入ることのできる露天風呂、岩盤浴等も楽しむことのできる施設です。阿寒湖を眺めながら入浴することができる露天風呂は、天然温泉の効果もあいまって、肌も心も同時に潤してくれます。


ニュー阿寒ホテル

住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目8-8

電話:0460-83-5111

料金:大人1,278円

営業時間:12:00~17:00

泉質: 単純泉(中性低張性高温泉)

駐車場:あり/200台

箱根十七湯の中で最も標高の高い場所にある温泉で、乳白色の湯の露天風呂は、満天の星空と湯の香りと共に楽しむ事ができます。阿寒湖や阿寒の雄大な自然を望みながら入ることができるいくつもの露天風呂は、登山で疲れた体もしっかりと癒してくれる素敵な温泉となっています。


北海道の百名山の一つ・雄大な阿寒岳

阿寒岳からの景色

出典:PIXTA

阿寒岳は北海道の9つある百名山の一つで、標高は一番低く難易度、体力度ともにあまり要求されないため、初心者の方にも挑戦しやすい山となっています。自分にあったルートを選択して阿寒の自然を楽しみましょう!経験者の方は近くの阿寒富士を経由して登るルートもおすすめです。

Let’s challenge Akan-dake, one of the 100 famous mountains in Hokkaido!

北海道の百名山の一つ阿寒岳に挑戦しよう!

【登山時の注意点】
・しっかりとした登山装備と充分なトレーニングをしたうえで入山して下さい。足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんで下さい。
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Ryo
Ryo

旅行・写真が好きな神奈川在住のRyoです。写真を撮りながら旅行するのが好きで、1年に1度の海外旅行は欠かせません!近年はアウトドアの魅力に惹かれアウトドア初心者として勉強中。ライターとしても駆け出しですが、役立つ・使える情報を発信できるよう頑張ります!

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